夏草ー『おくのほそ道』からーの意味がわかりません 1.月日は百代の~~柱に掛け置く 2.三代の栄耀~~降りのこしてや光堂 の意味を馬鹿でもわかるように説明してくれませんか お願いします ほんとにお願いします(T_T

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藤原三代(清衡・基衡・秀衡)の栄華も一睡の夢の様なものであって、今は儚く消え去り、昔の表門の跡は一里程、手前にある。秀衡の館の跡は田や野山になってしまい、金鶏山だけが、昔のまま姿を留めている。何よりも第一に高館に登ると、北上川が眼下を流れているが、この川は南部地方から流れてくる大河である。衣川は和泉が城を回って流れ、この高館の下で北上川に合流している。泰衡の旧跡は、衣が関を間に置いた向こうに、南部地方からの出入り口を押さえ、蝦夷の侵入を防いでいる様に見える。それはそうとして、源義経が忠義な臣下を選りすぐってこの高館の城に立て籠もり、功名を競って奮戦したが、その功名も一時の夢を消え去り、その跡は今茫々たる草むらとなってしまっている。「国は破れ亡びても、山河だけは昔に変わらず残っている。城は荒廃しているが、春が訪れた今、草木だけは昔のとおりに青々していることよ」と、杜甫の詩を思い出して口ずさみ、笠を敷いて腰を下ろし、いつまでも懐旧の涙を流した事である。 今こうして高館にたって見ると、辺りにはただ夏草が生い茂っているばかりであるよ。ここは昔、義経以下の勇士たちが功名を夢見て奮戦した所であるが、その功名むなしく一場の夢と消え去り、今はすべて草茫々たる廃墟と化している。この夏草もやがて枯れ果てるのであろうが、そこに人の世の興亡の姿を見る思いがする。 高館の廃墟に真っ白に咲いている卯の花を見ていると、白髪を振り乱して奮戦している兼房の悲壮な姿が、卯の花の中にありありと浮かんで来る事だ。 字数が足りません