「人を呑んでかかる」から来ています。 「人を呑む」というのは、他人に気合い負けせず堂々として、逆に他人を気後れさせるような態度で接することを言います。 脅しではなく、堂々としていわゆる人をビビらせ、他人に自分の言うことを聞かせるようなことです。宗教の教祖様のような態度といってもいいでしょう。プロ野球の大投手が新人のバッターを相手にするような時にも使います。 悪い意味では相手を小さな物、小者と考え、相手をするまでもないと無視してしまう謙虚な心のない人でもあります。 人前で何かをしなくてはいけないときに、他人に気後れせず堂々としているために「人を呑む」というおまじないを自分にかけています。 私自身はあまり緊張しないほうなので、そういうのはしたことがありません。子供の頃自分で「私は緊張しない性格」と暗示をかけたのが今でも効いているのでしょう。（はっきり言って慣れです） 似たようなのに、英単語を覚えると単語カードを食べて「飲み込んだ」というようなおまじないを掛ける人もいたそうです。