島崎藤村の有名な詩「初恋」についてです。 この詩の中に林檎が幾度かでてきていますが、何故林檎なのでしょうか? 誰か分かる方いらっしゃいますか?

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

回答もとても詩的でふわっと心にとけこみました。 林檎というワンフレーズが主となっているところが読み取るポイントなのですね。 後から回答してくださったかたもありがとうございました。

お礼日時:2010/6/29 21:47

その他の回答(1件)

先にも回答しておられますが、藤村は長野県出身です。 長野と言えば昔から林檎の有名な産地であったので、林檎の樹がある風景というのは藤村にとっては自然だったのでしょう。 それと、もう一つ。 藤村は明治学院普通部本科で学んでいます。 明治学院といえば、キリスト教。 もちろん藤村自身も洗礼を受けています。 キリスト教と林檎のつながりは深く、たとえばアダムとイヴが食べた実が林檎であるという話は有名ですね。 (もっともこれは俗説で、正式にその実が何であるのかははっきりとしていませんが。) キリスト教徒であった藤村にとって、林檎は神聖なものであったと思います。 その神秘的な美しさが、「初恋」のイメージに合致していたのではないでしょうか。