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2010/5/5 22:05

55回答

A380を運行させる航空会社

飛行機、空港1,026閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

詳しい解説をありがとうございます。まさに、ハブアンドスポークの考え方に即した機材というわけですね。日本の空港がハブ化しない限り、導入は無理そうですね。好景気でジャンボでも座席数が足りない状態にでもならない限り。

お礼日時:2010/5/11 14:48

その他の回答(4件)

シンガポール航空は、本国のハブ空港がチャンギ空港一つだけです。 いくらチャンギ空港が大規模な空港でも、全部をB777やB787などの中小型機で運行したら、 すぐに発着枠が満杯になってしまい、逆に供給不足になってしまいます。 ですから、A380の導入は必要だったと思います。 A380を購入した航空会社は、本国に長距離国際線の出ている空港が一つしかない航空会社が多いです。 日本の航空会社がA380を購入しないのは、日本の航空政策の失敗もありますが、 成田のB滑走路の完成、羽田の4本目の滑走路の完成、 中部、関西空港の存在、 このような中で、空港の発着枠に余裕が出てきているので、 A380で1日1本運行するより、B777やB787でダブルデイリー運航したほうが 客のニーズに合うと考えているようです。 ですから、日本の景気低迷がなくても、 B777、B787を追加購入するだけで済ませ、A380が導入されなかった可能性は高いと思われます。

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2010/5/6 0:45

エアバス社とボーイング社の思い描いているビジョンの違いから、このようなラインアップになっているので、時代には逆行していませんよ。 エアバス社は、ハブ空港間の高需要路線にを大型の航空機を就航させ、それ以外の航空路線については、近くのハブ空港までの路線を、中型、小型の航空機を就航させるというコンセプトで航空機のラインナップしているます。なので、現在A380を発注している多くの会社はそういった航空路線で就航しています。 ボーイング社は、目的地まで直接航空機を就航させるというコンセプトで、大型機を飛ばす需要や施設がない場合でも、その需要や施設に合わせた大きさの航空機を飛ばせるように航空機もラインナップされています。 なので、A380を導入している航空会社は高需要路線に投入しています。 ANAの場合は、景気後退などで、A380を購入するよりも、B777シリーズやまだ先ですがB787を投入する方が、減便をせずに、運航コストの軽減を計ることを重点に置いた機材計画のため、現時点でこうなっているのです。だから、国内線でも新型機を就航させると同時に機材のダウンサイジングしていることが多いと思われます。でも昨年は赤字でしたけど・・・。

A380を飛ばすエアラインは、その座席を埋めるだけの需要があります。 また、A380の燃費は競合機と比較して一座席あたり17%程度低く、A380は座席をある程度埋めさえすれば、エアラインにとってもオイシイのです。

シンガポール航空に限れば、きちんとヨーロッパ(ロンドン)の路線で適正に搭乗があるため(過去2搭乗はエコノミー満席でした)、需要があるから投入していると考えて問題ありません。 あのサイズだからこそ応えられる需要が存在するのも、また事実なのです。