その手の話がまさに今問題になっているのですけど、学術論文に特化したAIに聞いてみてヒットしまくって、内容を要約してもらい、掘り下げて新たな知見を得て意義のある論文になるかどうか、そのために何をすべきか聞くと一瞬です。なんなら、序章なんか丸投げで10分で終わります。少し前までは、Wikipediaとかで調べて（これもまた論外なんですが）、Wikipediaの内容ではなく、その大元にあたる参考書籍や文献を芋づる式に読んでいくというのが、邪道だが手っ取り早い方法でした。 真っ当な院生なら、自身のテーマ候補と、関連する論文をciniiで探して読んだ上でどこまで掘り下げることができるかをまとめて、自身の研究室の先生に相談するというのがもっともベターだと思います。 結局のところ、卒論と修論を審査するのは学内の先生方で裁量が委ねられていますので、自分の所属する先生に相談し、どこまでやるべきか、手法はどうするかの落とし所を決定し、先生に把握しておいてもらう事が最善です。そうでなければ研究室の意味もないし、自分がこれだけやったとアピールしても、学内審査で他の先生に訝しがられた場合に、誰の援護射撃もありません。