下痢・便秘を繰り返し発症するようでしたら過敏性腸症候群(混合型)を発症している可能性も考えられます。
取り急ぎ専用の市販薬もありますので参考までに・・
*セレキノンS・・・・・15歳以上からになります。
・過敏性腸症候群専用の市販薬として発売されました。
・医療用と同成分になります。
・腹痛、便秘及び下痢のいずれにも効果があります。
・但し、薬局で購入される場合は過敏性腸症候群の有無を確認される場合がありますので注意が必要になります。
・Amazon等の通販でも購入可能です。
参考までに・・一般的な消化器内科の治療方法としては・・
・過敏性腸症候群薬・・・・ポリフル(下痢・便秘改善)
・腹痛・・・・・・・・・・ブスコパン・チアトン
・・・等が処方されます。
・整腸剤が処方される場合もありますが、即効性が無い為一般的に上記薬剤との併用になります。
ちなみに過敏性腸症候群はストレスを感じている場合にもよく発症します。
日常生活で何某かのストレスを感じておられる場合は可能性があります。
原因が心的要因になりますので心療内科・精神科でも治療を行っています。
参考までに・・
心療内科の治療方法として・・
*過敏性腸症候群の治療と並行して診察します。
・原因となっているストレスや不安を改善する治療になります。
*一般的に抗不安薬のサインバルタ、レクサプロ・セルトラリン等が処方されます。
・ストレス・不安を解消します。
・上記薬剤との併用になります。
又、腸内の悪玉菌が増えている場合も悪化する傾向があります。
参考までに・・
★良い食物・・・水溶性食物繊維
*果物、海藻類、オクラ等・・・・サラサラネバネバした食物
・バナナは不溶性食物繊維になりますので逆効果になります。
・リンゴ等の水分の多い果物になります。
★悪い食物・・・不溶性食物繊維
*穀物系炭水化物、豆類、ナッツ類等・・・ザラザラボソボソした食物
*動物性たんぱく質及び乳製品
・動物性たんぱく質は腸の悪玉菌を増やします。
・乳製品も症状を悪化させやすい傾向があります。
・砂糖類は腸の悪玉菌を増やし善玉菌を減らしてしまいます。
ちなみにヨーグルト等の乳酸菌飲料ですが・・
乳酸菌含有の食材になる為、一般的には腸に良いとされていますが、
牛乳由来の食材になる為、過敏性腸症候群の場合、症状が悪化する場合があります。
同じ乳酸菌でも・・
・ヨーグルト・・・・・・・・・・・牛乳由来
・発酵食品(キムチ・納豆等)・・・・植物由来
・整腸剤(ビオフェルミン等)・・・・ヒト由来(腸内に既に存在)
・・・・があります。
結果、ヨーグルトは牛乳を主原料としている為、症状が悪化する場合がありますので注意が必要になります。
長々と書きましたが何某かの参考になれば幸いです。
一刻も早く改善されますようお祈り致しております。
お大事になさって下さい。