結論から言うと「Work at home」も「Work from home」もどちらも文法的には正しく、状況によってはどちらも使われます。ただ、ニュアンスや日常的な使われ方を考えると、多くの場合「Work from home」のほうがより一般的です。
「Work at home」と「Work from home」の違い
1. Work at home
• 「家で仕事をする」→ 物理的な場所として「家」を強調する表現です。
• 例)「My dad works at home.」(父は家で仕事をしている。)
2. Work from home
• 「家から仕事をする」→ 通常オフィスなどに行くところを、「自宅からリモートで働いている」というニュアンスです。リモートワーク・テレワークという文脈ではこちらがよく使われます。
• 例)「I work from home twice a week.」(週に2回は在宅勤務をしています。)
使い分けのポイント
• 「在宅勤務」「テレワーク」として世の中で広く使われているのは “Work from home”
実際、ビジネスシーンやニュースなどでは「Work from home」という表現をよく目にします。コロナ禍で定着した「WFH」という略語も「Work From Home」の頭文字を取ったものです。
• 「Work at home」も間違いではない
日常会話や文脈によっては「He works at home most days.(彼はほとんどの日、自宅で仕事をしている)」のように自然に使われる場合もあります。ただし「リモートワークです」というようなニュアンスを出したい場合は「from」を使ったほうが通じやすいでしょう。
まとめ
• 「自宅勤務」という意味を自然に表したいなら、特に 「Work from home」(④) が無難でよく使われます。
• 「Work at home」(③) も文法的には正しいので、場面によっては使われることがありますが、テレワークやリモートワークの文脈では「from」を使うほうが一般的です。