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親に変だと言われたのですが、オペラって劇と歌で構成されていますよね? それはミュージカルだ!と言われたのですが、ミュージカルもオペラもほぼ同じですよね?

回答(6件)

「ミュージカルは観たことがありますか?オペラも見てください」 っていうセリフに音楽が付いて歌になっているのがオペラです。

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魔笛のセリフはジングシュピールというセリフに若干の音をあわせた様式になります。 オペラは神話や英雄譚に始まり、貴族が楽しむものでしたが、徐々に娯楽要素が入り大衆化していき、オペレッタが生まれます。そこから更にエンターテイメント性を高めたものがミュージカルと考えればいいと思います。 現在もオペラの新作は作られており、その音楽性は多様なので厳密な区分ができるかわかりませんが、オペラとして作ればオペラ、ですかね。ミュージカルも音楽劇との境界があいまいなものもありますからね。

ヨーロッパで盛んだったオペラがアメリカに渡ったときに もう少し砕けた感じのオペレッタとかダンスも入るミュージカルに変化していったと思っています。 ミュージカルは歌にダンスに演技が入ります。

一番基本的な違いはオペラは音楽、ミュージカルは演劇というカテゴリーの違いです。 どちらも歌とストーリー(劇)がありますが、観客に作品の何を伝えたいかが異なります。 オペラは楽曲の素晴らしさと音楽性の高さ。 ミュージカルは台詞がメロディに乗っているだけですから一般的な演劇と同じように登場人物のドラマが主題です。 またオペラは俳優とは言わず歌手でオーケストラと共に音楽を聞かせる楽器としての役割になります。音楽も主にクラシックのカテゴリーです。 ミュージカルはオーケストラピットでの生の演奏をする公演もあり全てが音源を使うわけでもないですが、使用される楽曲はオペラよりも多ジャンルでポップスという扱いになります。

1、発声法 オペラとミュージカルの違いで、最も大きな違いはこの発声法になります。 オペラは、ベルカント唱法という喉に負担をかけない発声法で、自らの身体をスピーカーにして、客席の1番奥のお客様まで声を届けます。歌唱が最も重要視されるため、マイクは使用しません(野外ステージなどでは例外もあります)。 ミュージカルは、地声、ミックスボイス、ファルセット等がいわゆるポピュラー音楽の発声法です。歌以外にもダンスや芝居の幅広い動きも重要視されるためマイクを使用します。 2、楽曲 オペラは、クラシック音楽を使用し、台詞の部分も作曲されているので、台詞も歌って表現します(例外もあります)。また、伴奏は生のオーケストラやピアノによるものです。 ミュージカルは、ポップス、ジャズ、ロック・・・など様々なジャンルの音楽を使用し、歌と台詞は明確に分かれています。また、伴奏はあらかじめ編集されたものを流すのがほとんどです。 3、演出・構成 オペラは、歌唱が最も重要視され、ストーリーも歌唱によって展開していきます。役柄や感情など、すべてを歌唱で表現しなければならないため、ダンスが必要な場面では専門のダンサーが踊ります。 ミュージカルは、ストーリーの展開には音楽や演出、ダンスも重要な鍵になってきます。また、歌、台詞、芝居、ダンスすべてを一体化して役柄や感情を表現するため、激しいダンスが必要な場面でも役者自らが踊ります。