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居合の動画見てて思ったのですが想像より速くないし何なら納刀する場面は見えてるのですがあれば見てる人に対するサービスなのでしょうか? 本来の居合は抜刀から納刀まで目視できない筈です。

回答(11件)

刀を帯刀した状況から相手と相対し無駄なく抜刀、斬撃へ移る技術なので斬った後はむしろ相手が再び襲い掛かってきても応対できるようゆっくり納刀します。 相手が2人以上の場合は1人目を切ったあとそのまま納刀せずに切りつけます。 相手1人づつ毎回納刀することはまずないのではないでしょうか。 拳銃の早撃ちも打った後ホルスターに収め直して撃つのが合理的でしょうか? 本来の居合がどのようなものかわかりませんが目視できない速度の納刀はかなり危険ですね

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あなたがどんな動画を見たのか分からないですけど、流派に寄ってやり方は様々ですし、型稽古なら速さを求めない場合も多く、見せる為の物でも有りませんので、一概には言えないです。 だけど、それでも言えるのは斬った後で事を急ぐ必要は全く有りませんので、実際には血拭いも必要ですし、即時納刀等は考えにくいですね。 人に寄って納刀に速さを求めるのも、単に稽古の為だと思います。それこそ見世物に過ぎない。 ただ、速さが見たいだけなら、それなりに速い動画も存在しますよ。

形居合を見たのですね。一刀ごとに止めるようなヤツですよね。あれは実戦向きではないし、あれで人は斬れません。私もあれを見て、次々技を繰り出すものとばかり思っていたので、何じゃこりゃと思って居合をやるのを一時諦めました。 ところがそうではない、間を開けずに連続で斬っていく道場があったのです。それで今はそこでやっています。試斬専門の道場ですが、形の動きでも斬れるような練習もします。それをやっていると形居合を見ていて、あれでは斬れないと思う動きがありますね。 しかし、うちの道場に来ても「形がやりたい」と言ってこなくなる人もいるので、そこは人それぞれだと思います。 それと納刀は相手を斬り倒してからのことですから早くする必要はありません。居合も一度抜いたら斬り倒すまで納刀しません。ひょっとすると過去の他の質問にあった「鞘で滑らせることで加速するんですか?」と同じような事を思っているなら抜いて納めて加速するなんてことは漫画だけのことで、そんなことは出来ません。

居合とは本来刀を抜いてない状態で襲われたらどう対応するかを意識した技術ですので速さは多少は関係ありますが相手の動きに対応できる程度の速さがあれば問題はないかと思います。 もちろん流派の中にはすごい速さで抜いて切り付けるというのもあると思いますが。

> 見てる人に対するサービスなのでしょうか? 演武用にゆっくりやることもあるし、ゆっくりやる形[かた]もあるし、技術の問題で速くできないこともあります。 > 本来の居合は抜刀から納刀まで目視できない筈 フィクションでの居合はそのように演出されることがありますが、実際はそうではありません。 というより、物理的に無理です。 「向かい合っている相手には目視できない」という意味なら、理想はそうでなのでしょう。 本来、相手から攻撃されたときに迅速に対応するための技術が居合なので、スピードが重要なのは確かです。 ただ、それも物理的な速度だけでなく、反応させないための身体操作なども使った上でのことなので、やはり外からは分かりません。 納刀についても、流派や形[かた]によっていろいろあります。 敵を倒していないなら納刀しない、つまり納刀するということは勝負をつけたあとなので、納刀法はどうでも良い、という考えもあります。 また、英信流や夢想神伝流の奥納刀などで、切っ先を入れるまでは瞬時に行えという教わることもあります。 私がやっているのは別系統の居合ですが、峰を滑らせずほとんど切っ先から突っ込むので、速いほうだと思います。

思い出したので補足です。 剣術メインの流派での居合は特にそうですが、「抜いたら剣術」という発想を持ちます。 つまり、素早く抜くまでが居合で、そこからは剣術に移ります。 したがって、この場合は納刀まで時間がかかってもおかしくありません。 また、居合に限らず武術・武道では「残心」という所作を行うことが少なくありません。 これも理由はいろいろですが、それこそ倒したと思っていた敵からの攻撃に備える意味合いもあります。 だとすれば、ここを省略してすぐ納刀することはありえない、ということになります。