まず、発生した二酸化炭素の質量をそれぞれ求めておきます。これをしないと始まりません。下の画像に結果をつけました。 これを見ると、はじめは炭酸カルシウムが1g増えるごとにが0.44gずつ二酸化炭素が増えていき、1.10g以上は増えないことが分かります。このうすい塩酸25cm³とちょうど反応する炭酸カルシウムをx[g]として解きます。 0.44x=1.10 x=1.10÷0.44=2.5 2.50gの炭酸カルシウムとちょうど反応します。 4.00gの炭酸カルシウムを入れると、そのうち2.50gが反応するので、反応後に残った炭酸カルシウムは、 4.00-2.50=1.50[g] です。 1.50gの炭酸カルシウムを全て反応させるために必要なうすい塩酸をy[cm³]として、比の式で解いていきます。 25[cm³]:2.50[g]=y[cm³]:1.50[g] 25:2.5=y:1.5 2.5y=25×1.5 y=25×1.5÷25=15 15cm³のうすい塩酸が必要です。