回答受付が終了しました

数学の余弦定理の証明について質問です。 先日、高校の先生が余弦定理をベクトルを使って証明していました。以下がその証明の全てです。 →は本来文字の上にあると思ってください。 ──────

高校数学91閲覧

1人が共感しています

回答(1件)

>よく考えると内積は余弦定理から導かれているような気がして循環論法になっているのではないかと不安になってしまいます。 「ベクトルPと単位ベクトルの内積はベクトルPの単位ベクトルへの正射影」 https://schoolhmath.blogspot.com/2018/08/blog-post_19.html のサイトが参考になります。 「 式2で定義した内積を使うことで、余弦定理も証明できます。その証明において特に注意すべきことは、式4では内積を定義せず、式2で内積を定義することから証明を開始しなければなりません。その証明には、 「式2で内積を定義する」 と明記して、証明をしてください。 詳しくは: 「ベクトルpとベクトルaの内積の演算を、 (p1,p2)・(a1,a2)=p1・a1+p2・a2 で定義する。 その定義の結果、ベクトルの内積が、ベクトルの長さの積と、ベクトル同士が成す角度θの余弦cosθとの積であらわされる。」 と明記して、証明をしてください。 」

画像

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

なるほど。そもそも内積はベクトルがなす角度を使って定義するのではなく、ベクトルの成分を使って定義したほうが根源的なのですね。  高校では一般的に角度を使って定義しているので、入試における証明問題で断りなく内積の公式を使うと循環論法に陥っていると判断されても仕方が無いように思います。  先生の証明も全くの間違いではないですが、循環していないことのアピールが足りないという感じでしょうか。 何はともあれ、私の疑問にドンピシャなページを教えて頂きありがとうございます。