電気の+-と,電池の+-は厳密には異なります.
電気の+-は,C(クーロン)という単位で表される物理量で,電気量,電荷とも言い,
質量にたとえて言うならば1kg(重い)のボールと-1kg(軽い,厳密には違うが風船みたいに浮かぶやつを想像すればいいかも)のボールがあるようなものです.
これは電子という粒が電気を帯びている性質を持っていることから生まれるものです.
一方で,電池の+-極は,ある電気量に対して,どれくらいの力を与えるか,というような”高さ”になります.これは,電気量1C当たりに,どれくらいの力を与えるのかというような解釈になります.電位とも言うよ.
例えば,高さ100mのビルの一番上から1kgのボールを落すと,めっちゃ大きい速さで落ちていきます.でも,地上からに立ってボールを落してもあんまり速さは出ません.
この”高さ”が,電位=電池の+-極に対応します.
ビルの100mから,地下100m(-100m)まで穴をあけて,その間でボールを落してみると,1kgのボールは100mから-100mまで落ちます.逆に-1kgのボールは-100mから100mまで登っていきます.
これを電池で考えてみれば,電子は負の電気量を持っているから,-100Vの電池の負極から,+100Vの電池の正極まで電子が浮かんでいくようなイメージになります.
※書きながら説明下手かもって思った分からんかったらごめんねえ