高速充電において、USB Type-Cケーブルのアンペア数(A)は大きく分けて3A対応か5A対応の2種類があります。スマートフォンの一般的な高速充電(例えば最大30W〜45W程度)であれば、3A対応(最大60W対応)のUSB-Cケーブルで十分なケースがほとんどです。
• 3Aケーブル(最大60W対応)
スマホやタブレットなどの高速充電にはほぼ問題なく対応できます。
• 5Aケーブル(最大100W対応)
ノートPCなど、より大きな電力(最大100W程度)が必要な機器に向いています。
ただし、実際の充電速度は以下の3点も合わせて考慮する必要があります。
1. 充電器の出力(W数)
2. スマホ(デバイス)の最大充電対応W数
3. ケーブルの対応アンペア数・データレート規格(USB 2.0/3.1など)
一般的なスマホの高速充電なら「3A対応のUSB-C to Cケーブル」でも十分ですが、スマホ側や充電器がより高いW数に対応している場合、5Aケーブルを選ぶことで高出力(60W〜100W)に対応できる可能性があります。ただし、スマホによっては電圧や充電規格の制限があるため、5Aケーブルを使ってもスマホ側が対応していなければ高速充電にはならない点にご注意ください。
まとめると、スマホの高速充電が目的なら3Aケーブル(最大60W対応)でほぼ問題ありません。もしスマホ以外に、ノートPCなども充電する可能性があるなら、5Aケーブルを選んでおくと汎用性が高まります。