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大学生です。法律関係の職に興味あるんですが、裁判所事務官ってどれくらい法律に携わっますか?意外と事務仕事ばっかで法律関係なかったりしますか

公務員試験66閲覧

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回答(3件)

ご回答致します。 私は任官一年目の裁判所事務官です。 仕事の中には、法令規則に定められた手続上の要件を満たしているかを判断しながら記録を作成し、書記官に引き継ぐ事務や、法律上の制度や申立手続を当事者に対して説明する事務などがあり、これらの事務については、法令等を根拠に仕事を行います。また、上記の事務以外の事務にあっても、最高裁規則や各高裁及び地裁等が定める規程等に従って、処理することがあります。 しかし、実際に働いてみると、「事務官のしごとは、書記官の仕事に含まれる」と常々感じます。つまり、裁判官や当事者、専門職とやりとりをしたり、質問者様のおっしゃるような法律に携わる仕事をメインで行なったりしているのは書記官で、事務官はその補助にすぎないということを日々思います。例えば、事件統計や記録の保存等、法律操作というよりは雑務的で無味乾燥な仕事が多いのも、現実かと思います。

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毎日六法開いても良いくらい関わります。 申立書は法定の記載事項が整っているか、法定の期限や利率となっているかなど、民法や民事訴訟法、家事事件手続法などをよく確認しながら進めます。 刑事事件においても、起訴があると犯罪時点での法令を確認して、処断刑などのチェックも行います。 特に、手続法である民訴法や刑訴法は仕事の根幹に関わりますから、それらに従って事務処理を行ないます。 事務局においても内部の規則等に従って働きますから、法律なんて関係ないというような職場は存在しません。

「法律に携わる」が抽象的すぎて何ともですが、意外でも何でもなく裁判所事務官の仕事は裁判所の事務です。法律を解釈したり判断したり、は裁判官の仕事です。