地域性もありますけど。
ミニマム500枚/月で3ヶ月毎の請求というパターンとして。
モノクロ@ 4円
カラー @20円
は妥当な金額だと思います。どちらかと言えば安い。
どういう経緯で導入されたのかは知りませんけど、請求が毎月で無いということは、販売店側としても毎月検針・請求・入金の消込をしていては採算が合わないお客さんってことなんです。なので請求と入金だけでも3ヶ月毎にすることで、僅かに手間とコスト削減をしている訳です。
昔なら、キット機といってドラムトナーカートリッジを継続購入している内は、保守が継続されるというのが、質問者さんのようなユーザーにはメインとなる契約でした。当時はカウント料金も@6~8円程度だったので、基本料金(ミニマム)を設定すると、低ボリュームのユーザーは割高になってしまうので、キット方式を選択するのが主流だったんです。これの方が逆に「基本料金割れ」するような契約をするよりローコストになるから。
けど、競争激化で@4~6円程度が標準的な単価(モノクロの場合)になってしまったので、キット機としてのメリットが薄れてしまって、質問者さんのような内容の契約になってきているんです。
そもそも、コピー機に限らず、サービスマンが修理に訪問すると、基本料金で10,000円~15.000円、それに技術料と部品代が掛からるので概ね20,000円以上掛かります。そう考えれば、如何に採算の合わないサービスなのかが分かります。勿論、大量に顧客を抱えている内の「ひとつ」なので、赤字分を補う事は出来ていると思いますけど、良客とは違うんです。。。
で、悪意はないことは予め言っておきますが、モノクロ0.6円、カラー6円前後というのは、質問者さんとは月間使用枚数の条件が異なっているか、機器本体を相場以上の価格でリース契約されているかのどちらかです。
大手の通信系販社だと激安単価で契約し、サービスはメーカー直へ丸投げというケースもあります。
例えば、定価150万の機器を6年リース(72回)で比較してみましょうか。
税別で。
A社を既存機の会社として、0.6円のはB社としましょ。
A社 月額9,600円×72回=691,200円(物件額60万)
B社 月額14,400円×72回=1,036,800円(物件額90万)
総支払額の差は345,600円です。
A社で6年間満了時にミニマムだと
500枚×72回=36,000枚で、カウント料金の総支払額は144,000円
B社だと
36000枚×0.6円で21,600円
6年間で掛かるコストは
A=691,200円+144,000円=835,200円
B=1,036,800円+21,600円=1,058,400円
になるので、Aの方が223,200円安くつきます。
あくまで例ですけど、カウンター料金だけに目を奪われると結果的にボラれているという典型にハマるケースもある訳です。
相場というのは、都合の良い解釈をすれば「良いとこ取り価格」なんです。そこに落とし穴があるので、トータルでみないと無知ゆえに損したということになりかねないですよ。
多分、今後は単価も上がっていく傾向になりますよ。人件費、部品代、交通費など全てが上がってきてますから。
最後に、既存の販売店が気に入らないなら、次回入替時に他メーカーの販売店か直販と競合させたら良いですよ。そうすれば、質問者さんの会社にとっての相場も分かってくると思います。
大雑把に言い換えれば、単品買いより、大量購入の方が安くなるのと同じで、ローボリューム(利用枚数が少ない)より、ハイボリュームの方が安いのは当然なんで。
ローボリュームの場合に気を付けるのは、毎月(3ヶ月毎でも)の枚数がミニマム未満にならないような契約に持込むこと。
いくら「モノクロ0.6円です」と言っても、ミニマムが1000枚なら、1.2円と一緒です。まぁ、4円よりは安いと思うだろうけど、0.6円というメリットを生かせてない契約は損するだけです。