そうですね。 これだけじゃ何だからおまけ。暇だったら読んで下さい。 4世紀後半の朝鮮半島には北の高句麗、南の百済、新羅、加羅（伽耶）が あった。 高句麗の広開土王碑銘には、百済と新羅は元々、高句麗に従っていたが 391年にやってきた倭が新羅を攻撃したため広開土王が打ち破ったと 書いてある。 倭はこの時代、百済との交流を重視し百済を通して中国（南朝）文化を 取り入れた。百済からは鉄や土器製作・農耕技術を導入し中国からは 古典や暦などの学術を導入した。 南朝の宋の歴史を記した宋書には421年を初回として478年まで計7回、 讃・珍・済・興・武のいわゆる倭の五王が宋の王に倭王としての地位と 朝鮮半島南部の軍事的指揮権を認めてもらうため朝貢したことが記載。 この頃の倭国は畿内大和国の大和政権であって倭王は半世紀以上5代に わたって西日本を安定的に掌握し対外的に倭国を代表していた。 ※屯倉：大和王権（政権）の支配制度で後の地方行政組織の先駆け。 埼玉県の稲荷山古墳、鹿児島県の江田船山古墳で出土した遺物に 記された獲加多支鹵大王大王は倭の五王のうち武に該当する。