酒を飲むと発疹が出る原因としては、次のようなことが考えられます。 アルコールアレルギーによるじんましん 肝臓での代謝に影響するアルコールによる蕁麻疹 アルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドによる赤みやかゆみ アルコールアレルギーによるじんましんは、お酒を飲んだことで血管が拡張し、じんましんを引き起こす物質が出てくることが原因と考えられます。症状には、じんましんのほか、息苦しさ、喉の閉塞感、皮膚のかゆみ、頭痛、顔の火照りや赤みなどがあります。熱いお風呂に入ったり、辛い物を食べたり、精神的なストレスがかかったりすると症状が悪化します。 また、アルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドが、顔のかゆみや赤みを悪化させることもあります。 酒さは、顔面に赤みやほてり、小さなぷつぷつが繰り返し見られる慢性炎症性疾患です。特に鼻や額、ほほなどに赤みが目立つことが多く、かゆみが見られることもあります。