神奈川はクラブの県です。 以前は桐光学園や桐蔭学園が強かったですが。 日大藤沢に通っているのは、横浜F・マリノスユース、横浜FCユース、川崎フロンターレU-18などに昇格できなかった選手が大半なので。 しかも、昇格できなかった選手の中でも実力が下の方が多いです。 プロ下部出身で勉強に集中したい生徒は、桐光学園、桐蔭学園、國學院久我山などに進んでしまいます。 静岡県に近い方に住んでいる方や個人技を磨きたい方は、静岡学園（こちらも偏差値が高い）に進んでしまいます。 桐光学園、國學院久我山は偏差値70台と、日大藤沢よりも10ほど高いです。桐蔭学園も偏差値60台後半ですので、日大藤沢よりも5ほど高いです。 静岡学園は偏差値62で日大藤沢と同程度ですが、スタッフや環境などで大きく差をつけられています。 日大藤沢は横浜F・マリノスユースなどに昇格できなかった選手が集まりますが。昇格を断る実力があったり、昇格できるかどうか微妙な選手は、前橋育英（群馬）、流通経済大付属柏（千葉）、市立船橋（千葉）に進んでしまいます。 これらの高校にも日大藤沢より遥かに優秀なスタッフ陣がいますからね。 関東を上位から並べると。 1️⃣長年プレミア所属（都道府県順） ①鹿島アントラーズユース ②大宮アルディージャU-18 ③市立船橋 ④柏レイソルU-18 ⑤流通経済大付属柏 ⑥FC東京U-18 ⑦横浜F・マリノスユース ⑧横浜FCユース 2️⃣昇格してから落ちていない ①前橋育英 ②昌平 ③川崎フロンターレU-18 3️⃣プレミアにいたことがある ①桐生第一 ②浦和レッドダイヤモンズユース ③三菱養和SCユース ④東京ヴェルディユース ⑤桐光学園 4️⃣偏差値重視で選ぶ高校 ①國學院久我山 ②桐蔭学園 （桐光学園） 5️⃣全国大会で日大藤沢よりも上の実績がある ①鹿島学園 ②矢板中央 ③八千代 ④習志野 ⑤帝京 ⑥山梨学院 （前橋育英、昌平、市立船橋、流通経済大付属柏、國學院久我山、桐光学園、静岡学園） 6️⃣プロと提携している ①日体大柏（柏レイソルと提携。日体大柏から柏レイソルU-18に移ることも可能） （鹿島学園←アントラーズと提携） 7️⃣スタッフの育成が日大藤沢より優秀 ①栃木SC U-18 ②桐生第一 ③ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 ④ヴァンフォーレ甲府 （1️⃣～6️⃣のチーム） 関東だけで見ても、日大藤沢よりも優先すべきチームが、「29」あります。 加えて、神奈川県で静岡県寄りに住んでいる選手や個人技を重視したい選手は ・静岡学園（静岡） へ進んでしまいます。 日大藤沢周辺で個人の実力を高校で試したい選手は ・青森山田（青森） ・尚志（福島） ・帝京長岡（新潟） ・清水エスパルスユース（静岡） ・東福岡（福岡） ・大津（熊本） などにも進んでしまいます。 【次のことが本質】 他にも思い当たることはあります。 多分、一番の要因は指導の下手さかと。 ↓ 確かにレギュラーの中に、2年前のW杯U-17に出ていた選手はいますよ？ ただ、彼は元々、中学のときから代表候補です。 日大藤沢に育てられたのではなく、世代別日本代表スタッフに育てられて実力を維持しています。 ↓ 本当に下手なのですよね。選手育成が。 日大藤沢には、プロ下部の上位や中位ではないですが、プロ下部から大勢を集めています。 それなので、1年生が参加するルーキーリーグ（関東+静岡市。9月頭にかけて行われています）ではトップリーグにいます。 ↓ 見てみてください。1年生の成績を。 https://u16-rookie-league.com/kanto/table/groups/23 ↓ 今年も関東+静岡市の高校の中で、トップリーグの6位ですから。 昨年なんて、トップリーグ2位でした。 https://u16-rookie-league.com/kanto/order/groups/23/2023 プロ下部の上位などではないですが。 どれだけ優秀な人材が入ってきているかが分かるかと思います。何しろ、1年生の4月～9月頭では関東でトップの方なのですから。 ↓ それなのに、3年のときには優秀な人材をダメにしてしまっています。日大藤沢に在籍して実力を残せているのは、中学生時より世代別日本代表やプロ下部のスタッフから指導してもらっている選手だけです。 1年生のときに関東上位が入ってくるにも関わらず、育成が下手で、3年生へ上がるときまでに駄目にしてしまっているのは、日大藤沢と西武台くらいです。 ↓ どれだけスタッフの育成が下手なのかは、1年生のときの成績と3年生の成績を比較すれば、すぐに分かるでしょう。 【備考】 プロ下部U-15の中位から下位とはいえ、高体連では優秀な選手ばかりです。育成が下手で駄目にしてしまっているのが日大藤沢になります。