凸レンズの焦点距離が短くなると、以下のような変化が起こります。 ・レンズの曲率半径が小さくなり、レンズの曲がり具合が強くなります。 ・平行な光線を集光する距離が短くなります。 ・像の拡大率が大きくなります。 つまり、焦点距離が短い凸レンズは、より強い光の集光力を持ち、物体の像を大きく拡大することができます。一方で、焦点距離が長い凸レンズは、光の集光力が弱く、像の拡大率も小さくなります。 図を用いて説明すると、以下のようになります。 ・焦点距離fが長い凸レンズ [図は省略] ・焦点距離fが短い凸レンズ [図は省略] 焦点距離fが短い凸レンズの方が、物体からの光線を強く屈折させ、像を大きく拡大することができます。