養育費には通常の病気の治療費は含まれていて、重大な病気や怪我があれば別途治療費について両親の収入に応じて按分負担を求めることはできますが、そもそも歯の矯正は我が国では病気の治療とは考えられていないので、あなたがなさりたいのであればご自身で負担すべき（養育費の範囲である必要はなく、借金してやってもいいわけです）です。 入学金についてもそもそも養育費の負担者がその進学に了解していない場合には負担は求められません。公立学校の費用については養育費の算定基準に含まれていて、私立学校に進学させたいという場合には、その学校に進学すること自体を事前に相談して了解を得ておく必要があります。また、教科書代や通学費用、制服代なども特別出費とはいえません。あなたの負担となります。 養育費については現在の金額を決めたときに比べて、双方の収入が大きく変化しているとか事情の変化があればあり得ますが、お子さんの年齢は14歳までは考慮要素としては同一なので、小学校に行くからとかは養育費の増額要因にはなりません。 そもそも現在の養育費は算定表ベースで決まったものでしょうか？