アフターピル飲んだので大丈夫でしょうか？←非常に微妙です。 アフターピルは排卵を止めて妊娠を防ぐ薬ですので避妊に失敗した時はアフターピルをできる限り早く服用して排卵を止める事が避妊成功に繋がります。 アフターピルを服用しても妊娠してしまうケースは排卵から卵子の寿命である24時間以内に避妊に失敗した時若しくは失敗から排卵までにアフターピルを服用できなかったケースです。 例えば、失敗から10時間後に排卵があってアフターピルの服用が失敗から20時間後になった場合は排卵を止める事ができなかったので妊娠に繋がるケースが多くなります。 もちろん、アフターピルには受精卵が子宮内膜に着床する事を阻害する効果はありますがさほど強い効果ではありません。 消退出血があっても無くても必ず行為から3週間後に妊娠検査薬で検査をしてください。 低用量ピルは消退出血があれば服用を開始してください。 ただし、妊娠検査薬での検査は必須です。 アフターピルを服用すると3日〜3週間以内に消退出血があると言われています。 消退出血は妊娠に必要不可欠な子宮内膜の排出なので避妊成功のサインです。 出血=消退出血ではないので注意してください。 出血の質が非常に重要です。 少なくとも3日程度の出血がありその中にいつもの生理のようなドロっと感がある出血であれば消退出血と考えて大丈夫です。 アフターピルの副作用の不正出血に注意してください。 不正出血が数日以上続く事もよくあります。 アフターピルを服用して避妊に成功しても消退出血がない事もよくあるので心配はいりません。 アフターピルを服用した後3日〜3週間後にくる生理のような出血を消退出血と呼んでいます。 自然の周期でくる出血を生理と呼んでいます。 いずれも子宮内膜の排出と言った点では同じです。 今回はアフターピルを服用されていますので消退出血になります。 消退出血があれば消退出血が生理になります。 因みに、アフターピルを服用されているので生理予定日は忘れてください。 消退出血があった場合の次の生理は消退出血から1ヶ月程度でくる事が多くなっていますが、アフターピルは非常に強いホルモン剤なので数ヶ月程度生理が乱れる事がよくあります。 尚、アフターピルを服用するきっかけになった行為から3週間後に消退出血があっても無くても必ず妊娠検査薬で検査をしてください。←非常に重要です。 何故行為から3週間後の検査か？ 妊娠検査には生理予定日の約1週間後から検査ができます。 と言った記載があります。 メーカーは妊娠していれば確実に陽性反応が出る期間を設定しています。 例、ドゥーテスト ドゥーテスト®hCG 妊娠検査薬の使い方 ドゥーテスト®・hCG妊娠検査薬は、月経予定日の約1週間後から使用することができます。 ※朝、昼、夜、どの時間帯の尿でも検査できます。↓ https://jp.rohto.com/dotest/products/hcg/ 妊娠は排卵があってそこに精子があって卵子と精子が受精して受精卵となって子宮内膜に着床して成立します。 排卵は生理前約14日にあります。 つまり、排卵から生理までは2週間になります。 もちろん妊娠をすると生理は止まります。 排卵がないと妊娠はしません。 生理予定日から1週間後は行為から3週間後と同じ意味ですので行為から3週間以上経っての検査で陰性であれば妊娠はしていません。 特にアフターピルを服用した後や生理不順の方の場合は生理予定日がわかりにくいので行為から3週間後の検査のほうが正確です。 わからない事や？って思ったら連絡してください。