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数年前に懐いてくれていた野良猫を家族で捨てに行った日のことを未だに忘れられずに引きずってしまい辛いです。
数年前に懐いてくれていた野良猫を家族で捨てに行った日のことを未だに忘れられずに引きずってしまい辛いです。 相談というか話をだれかに聞いてもらわないと頭おかしくなりそうなので、暇な方いらっしゃったら本を読むようなテンションでぜひ一読してください。 わたしの家には昔から物置倉庫があるのですが暗くて狭くて物がたくさんあるからなのか、当時そこで子育てしている野良猫一家がいてその子たちをわたしが見つけたことが始まりでした。 最初はチロチロ逃げ回っていた家族でしたが、可愛かったし動物を飼ってもらえたことがなかったわたしは猫がそばにいることがうれしくて毎日その場に顔を出し、当時の給食のパンを残してまで持って帰ってきて子猫たちと母猫に与えていました。 いまはなんであのとき可愛がってしまったんだろうと思って反省しています。無知なわたしは後のことも考えず親に内緒でその子たちを可愛がり、子猫が独り立ちして最終的に1匹の子猫だけがそこに残りました。 野良猫なのにわたしのことを見つけるとグルグル言いながら近づいてきて、撫でてと言うかのようにコロンと横になってくれました。 ごはんごはんとせがんでくる日もあったし、イライラしていたのか八つ当たりで足を引っかかれたこともありました。それでもどんどん日を増すごとに仲良くなっていきました。 だけどひょんなことから親に野良猫を勝手に可愛がっていることがバレ、しかもその子猫は雌猫だったので妊娠したらまたここに連れてくる。猫屋敷になる前に何とかするぞと言われ、無理やり野良猫を父が捕獲して結局近くの山まで捨てに行きました。 捨てに行った日は雨で雷が鳴っていました。わたしにしか懐いていなかったのに、わたしが絶対に捕獲しないと意地を張ったので、仕方なく父親が逃げ回る猫を角の端に追いやり両手で捕まえてカゴの中に入れました。そのまま車の後部座席に乗せたんです。 捕まったときの短く叫ぶような鳴き声も、車で揺られているときの助けを求めるような声もまだ脳裏に焼き付いていてつらいです。 ずっと車の中でカゴを抱えながら大丈夫だからねと声をかけることしかできず、当時も今もその子を思う度に涙が出てきます。 いま考えれば大きくなったその子の体型に対してカゴも小さかった気がします。長時間姿勢を崩すこともできずにどれだけきつかったのでしょうか。 到着して車からカゴを下ろし蓋をおろしてあげると、あんなに触れ合ってたくさん会話して話を聞いてもらっていたのに最後はわたしの方を見らずに、ためらう様子もなく山の奥へ走って逃げていきました。 恨まれているかもしれないと本気で思います。野良猫とはいえ子猫のときから人間(わたし)から餌をもらって育った子だから、捨てた先の山で生き残れているのか不安です。 たまにその山へ未だに行って猫を探すのですが、呼んでも当たり前ですが返事はなくて、濡れるのが大っ嫌いな子だったのに(仲良しだった頃は濡れていた時はタオルで拭いてあげていました。)雨も気にすることなく全速力で逃げていった姿が頭から離れません。 保護猫とか地域猫とかの単語や活動を見る度に、その子が脳裏をよぎります。 わたしのしたことは間違えていました。どう償って生きていけばいいのでしょう。もう二度と野良猫は可愛がりません。かと言って色んな家で追い払われてる野良猫を想像すると、やっとの思いでわたしの家まで来たのかなと考えてしまった追い払える自信がありません。 辛いです。でもその子はわたしよりももっと辛い。信じた人間に裏切られてごめんねって気持ちでいっぱいです。 どなたかどうかわたしを責めてください。受け止めます。最後まで読んでいただきありがとうございました。