レオンとマチルダの関係性について、違和感を感じるのは自然なことだと思います。確かに、マチルダがレオンに対して色目を使うシーンは、年齢差や立場の違いから不適切に映る可能性があります。 しかし、この作品では、お互いに孤独で傷ついた存在が、偶然出会い、家族のような絆を築いていく過程が描かれています。レオンにとってマチルダは守るべき存在であり、マチルダにとってレオンは頼れる大人の存在でした。そういった関係性の中で、お互いに愛着を持つようになったと解釈できます。 ただし、マチルダの行動が露骨に性的な意味合いを持つのは確かに問題があり、作品の意図とは別の受け止め方をされかねません。年齢差のある2人の関係性を描くのは難しく、作品の狙いと受け手の解釈にズレが生じてしまうリスクがあったのかもしれません。 作品全体の評価は人それぞれですが、この点については賛否両論あるところだと思います。ご指摘の通り、その部分が気になって好きになれないのは無理のない感想だと思います。