「プルージックコード」は道具の名前で、プルージックコード自体に結び目が動かなくなる欠点がある、わけではありません。 一般論ですが「『プルージック結び』は荷重をかけるとずらしにくくなる」ことは周知の事実で、そのため、荷重をかけても動かしやすいといわれる「クレムハイスト」や「マッシャー」が使われるようになってきたのです。 それらを使うのが望ましいんですが、それでも宙づりになるなど、テンションがかかった状態ではどの結びでも脱出はできません。 宙づりから脱出するには別のマッシャー結びなどを２個以上セットし、そちらに体重を移してから解けなくなった結びを処理するしか方法はありません。その技術を知らないで、宙づりになる可能性があるような場所を作業することが無謀です。 アセンダー等の機器を使う方が確実ですが、高価な機器なので、庭の木を切るくらいなら上記に注意してプルージックコードを使って作業すればよいのでは？