回答(2件)

いわゆる「量感」の育成ってのは、1年生から行います。指導要領算数1年の目標にも「量の大きさについての感覚を豊かにする」とあります。 *ただし「量感」という単語は出てきません。 ただ、1年生の場合 ア 長さ,面積,体積を直接比べること。 イ 身の回りにあるものの大きさを単位として,その幾つ分かで大きさを比べること。 とあるように、任意単位を用いた直接、間接比較が主です。 量感というものを 「計器を使わずにある量の大きさの見当をつける」 「ある単位で示された量が実際の物でどれくらいの大きさになるかの見当をつけたりする」 という意味で捉えるなら、そもそも普遍単位(kg、m、cmなど)を学習していなくては、できません。 「あの本の長ささはだいたい20cmらいだ」と量感を持つためには、cmという単位を「量感」理解している必要があるわけです。そういう意味で言うなら2年生以降、本格的に行うのは3年生くらいです。

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