『昔は主人公の名前をタイトルにした小説が多かった』具体的に、なんというタイトルの小説でしょうか?

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歴史小説はけっこう多いと思います。 ・『徳川家康』『織田信長』『伊達政宗』他 山岡荘八 山岡荘八はざっと見た限り、著名なものはほぼ人名ですね。 ・『額田王』『後白河院』『孔子』 井上靖 ・『宮本武蔵』 吉川英治 ・『宮本武蔵』『項羽と劉邦』 司馬遼太郎 ・『渋江抽齋』『大塩平八郎』 森鴎外 ・『滝沢馬琴』『竹ノ御所鞠子』 杉本苑子 ・『北条政子』 永井路子 海外でも ・『マリー・アントワネット』 ツヴァイク ・『王妃マルゴ』 アレクサンドル・デュマ・ペール 読んでいないものもあるので、全部確実に主人公かといわれるとちょっと不安になりますが、知っている限りではたぶんそうなはず。 そういえば『源氏物語』も主人公の名前といえばいえそう。

主人公の名前だけでタイトルになっている小説というと アンナ・カレー二ナ トルストイ 作 ジェーン・エア C・ブロンテ 作 ボヴァリー夫人 フロベール 作 モンテクリスト伯 デュマ 作 テス ハーディ 作 ジャン・クリストフ ロラン 作 ナナ ゾラ 作 まだまだたくさんあります。 小説ではなく戯曲ですがシェークスピアの悲劇はほとんどが主人公の名前がタイトルになっているようです。 つまり古くからの伝統あるタイトルのつけ方なのでしょう。

「涼宮ハルヒの憂鬱」 「乃木坂春香の秘密」 「撲殺天使ドクロちゃん」 →これはヒロインの名前かな。 「平井骸惚此中ニ有リ 」平井骸骨が主人公 「獄門撫子此処ニ在り」獄門撫子が主人公。ただし、これは最近のものですね。 「オルキヌス 稲朽深弦の調停生活」稲朽深弦が主人公だが、これはサブタイトルですかね。 ライトノベルでは他にも色々ありますが主人公というよりはヒロインかもしれません。あとは、 「花咲舞が黙ってない」 とか。一般文芸でも探せばありそうですね。

赤毛のアン、怪人二十面相、エルマーの冒険、カリバー旅行記、窓際のトットちゃん、シャーロックホームズの冒険、長くつしたのピッピ、大どろぼんホッツェンプロッツ、走れメロス あたりでしょうか… 児童書ばかりでお恥ずかしいですが…