どのあたりまで存じ上げてるかわかりませんが、
ネタバレOKとのことなのでザックリと。
・アクアがアイのカタキで、復讐の対象であるカミキヒカルになんやかんやで辿り着きます。
カミキヒカルはアクアとルビーと姫川大輝の父親で、アイを殺人教唆でリョースケを操って殺した張本人だと思われます。
・アクアは復讐の一環としてカミキのやったことを世間に知らしめる、
大衆の目で殺すことを目的とした「15年の嘘」という映画の制作を始めます。
・キャストはルビーがアイを演じて、カミキをアクアが演じました。
その他、重要な登場人物には有馬かなや黒川あかねを始めとする劇団ララライまで巻き込んだ錚々たるメンツ。
・撮影の中で、ルビーとアクアがお互いの前世を知り、絆が深まり、
また有馬かなの助けもあって、
演技未経験だったルビーもそれなりに見れる演技ができるようになります。
ポイントポイントでですが、監督も意表をつくくらいの熱演もありました。
・15年の嘘の完成後、アクアはカミキとインタビューという形で対峙して、
カミキの口からアイとの馴れ初めや、アイを殺すつもりではなかったことが語られます。
・アクアはアイからのビデオレターで、カミキはアイが本当に愛したいと思えた大切な人だったことを知っており、
アイの気持ちを尊重する選択をしました。
つまり、カミキヒカルを許すということ。
・アクアはカミキにアイからのビデオメッセージを見せて、
カミキは自分は本当にアイから愛されていたという事実を知り、
今まで自分のやってきたことを思い出して茫然自失になり、
フラフラと「アイの為になることをする」と言って立ち去りました。
・ルビーとアクアは、これでカミキはもう大丈夫だ。改心した。と思いました。
・しかし、全てカミキの嘘でした。
アイはもちろん殺すつもりで殺してるし、
既に何人も殺人教唆で殺しており、その行為をもってしてアイを感じられる。
アイがさらに輝くと思い込んでるサイコなくそったれでした。
アイの為にルビーを殺すことも企んでます。
・それを知ったアクアはブチギレて、
ルビーの未来を守るために、自分の未来を捨てて、
カミキと無理心中します。
・普通に無理心中したら、ルビーが殺人犯の妹扱いされて、芸能界で輝く未来が絶たれるため、
そこはカミキに刺されて揉み合いになって2人で落ちたとかいう偽装をします。
(このあたりかなり杜撰な計画ですがなんか成功します。)
・そしてアクアの死体が見つかり、例の葬儀のシーンにうつります。
・まだアクアが死んだ事を受け入れられない有馬かなは、
アクアを失った悲しみと、約束を守りたいという思い、色々あったと思いますが
アクアをビンタします。
(約束というのは、以前アクアが「死にたくなる」と言った時に、アクアを励ますために
死んだらアンタの顔にビンタして罵ってやる。と言ったことに由来しており、
だからもう死ぬなんて言うなと伝えました。)
・当然、親族であるミヤコさんは怒ってかなにビンタしますが、
有馬かなの抱いてる悲しみは自分のものと何ら変わらないことを悟り、
全てを察して許して共に泣きます。
・会場内も泣いてる人続出です。
とくに血の繋がった兄弟である姫川大輝は眼鏡を取り、顔に手を当てて震えていました。
・ルビーはおそらく、アクアの顔も見れないくらい絶望して、喪服は来ても、葬儀にもいけないほどメンタルが死んでる状態です。
・黒川あかね曰く、このあと2人は「きっと大丈夫」「キミ(アクア)は知ってたんだね」
とのことから、一応おそらぬ、ルビーも有馬かなも絶望から這い上がって強く生きるんでしょう。
・最終回へ続く
みたいな、こんな感じの流れです。