回答(1件)
生理前の不調で悩まれているのですね。 原因として、月経前症候群(PMS)の可能性が考えられると思います。 PMSとは生理開始予定日の数日前になると体や心に何らかの不調が現れるものの、生理が始まるとそれらがウソのようになくなってしまう症状のことです。黄体化ホルモン(LH)の大量分泌によるホルモンバランスの乱れが原因で起こるといわれています。 現れる不調や変化には個人差がありますが、食欲の増減、イライラや集中力の低下、うつ気分、気分の落ち込み、不安感、だるさ、疲れやすさ、おなかの張り、頭痛、むくみ、肌荒れなど多岐に渡ります。また、特に、メンタル的な症状が強く、月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれます。 予防策があるとすれば、それは「生理周期に伴う体の変化を、自分で把握しておくこと」くらいかもしれません。 生理管理アプリなどで生理予定日や体の状態を把握しておくと、例えば生理前や生理中、食欲が増加して過食傾向になるという人の場合、食欲がムクムクと顔を出して止まらなくなる前に「そろそろかな」と気付くことができるでしょう。あらかじめ把握しておければ落ち着いて対応ができるので、だいぶ心持ちが違うはずです。 また、ホルモンバランスの乱れは、疲れやストレスがたまっていたり、体調が思わしくなかったりする時ほど大きくなるとも考えられます。当たり前のことではありますが、できるだけ規則正しい生活を送って体調管理に努めることも、広い意味では生理前の不調の予防につながるといえるでしょう。 症状が続く様でしたら、一度、病院を受診されることをお勧めします。 病院での治療としましては、女性ホルモンの分泌量を一定にする低用量ピルでの治療が有効とされています。 参考になりましたら、幸いです。
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