借金を含めた相続を両親やきょうだいが放棄した場合、祖父母にまでとぶことがあります。 祖父母他界で家族全員が放棄の場合は、貸した際に連帯保証人になっている人へ負債は被さっていきます。 なので負債の額がかなりの高額の場合、連帯保証人が最期に泣きをみます。 その方からすれば、あなた方親族に少しでも何とかして欲しいという思いをもたれるでしょうし、娘や姉なのに無責任だと非難される可能性があることも理解して放棄手続きをされますように。 また、相続放棄しても両親のいづれかが連帯保証人になっている分は負債として消えないことも確認しておきましょう。 また、賃貸にお住まいで私財が放置の場合、相続放棄した人には故人の片付けや家財処分などが一切できなくなります。 これも注意が必要です。 連帯保証人とは、借金した人が返せなくなった時に代わりに全て引き受けるという人です。返せなければ財産を全て差しだし自己破産するしかありません。 保証人がご両親の名義になっていないか確認を急ぎましょう。 相続放棄と自己破産の同時手続きの必要があるかもしれません。