大学2年生です。ピアノとフルートをしています。中学と高校では吹奏楽部でした。いまは大学に通いながら、学生たちのアマチュア・オーケストラでフルートをしています。
ちなみに、幼いころには親にピアノを買ってもらい、中高時代にはフルートの初心者向けといいやつの2本を親に買ってもらいました。
ご質問を読みました。
まず、公立の中学や高校の備品というものは、ちゃんと予算措置を行って、メンテナンス(整備点検)を施して、いつでも良好なコンディションを維持するのが教職員や教育委員会の仕事です。
あなたの娘さんが手にしているクラリネットも吹奏楽部の備え付けで学校の備品ですから、まったく同じ話になりますね。
楽器がポンコツなのは単に備品としての維持管理が出来てないだけですし、金がないのは予算措置の怠慢でしかありませんから、その中高一貫校とかいう貧乏学校の顧問や校長が手抜きをしているだけの、間抜けなずさん管理だということ。
学校予算が新型コロナの感染防止対策に取られたとしても、たかだか2-3年間くらいですから、そんな直近のコロナ対策だけで楽器メンテナンスがここまで酷くなるわけがないのであって、ふざけた教員どもの無責任でしょうもない運営が長年に渡って積み重なってしまい、吹奏楽部の楽器管理が完全に破綻している状態と推察します。
ハッキリ言ってしまえば、ちゃんと予算措置をして楽器を管理できないヤル気が全然ない役立たずの教員連中は、そもそも吹奏楽部などを学校に設置するんじゃないよっていう話ですよね。
それでも、そちらの中高一貫校では吹奏楽部を設置して現に運営しているのですから、だったら、教員連中にヤル気があろうがなかろうが、コロナ対策がどうであろうが、金が無いとかつべこべ言わずに責任持って予算を措置して備品の楽器を適切に管理して、良好なコンディションを維持しなければダメだろうという学校運営の話になります。
つまり、ダメ教員どものしょうもないずさん管理の弊害を、生徒や保護者が金を出して解決すること自体がおかしいわけで、ボロクラリネットの修理代金をあなたがた親子が負担するのはまったくの筋違いですから、そんな馬鹿げた金の使い方をするものではありません。
ただし、そちらのお家の事情が許すなら、新品クリラリネットを買うのも、ひとつの選択とは思います。
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でも、中学1年生の娘さんの憧れですかねぇ・・・
私も中高時代の吹奏楽部で、女の子たちのなかでずっと楽器(フルート)をしてきましたから、そういう少女の心理はわからなくもないですが、壊れていてろくに音が出ない楽器は、どんなに憧れていてもまず選ばないものですし、素直に諦めて別の楽器にするものだと思いますよ、ふつうだったら。
なんで娘さんは諦めないんですかね?
音楽に縁のない生活を送っていた家の子がおかしくないですか?
ほんとに。
中学1年生でそこまで特定の楽器にこだわる子はかなり珍しいですし、親のあなたも諦めろとは言わずにむしろ後押ししているようですが、そちらの詳しい事情はまったくわかりませんけれど、吹奏楽には他にもいろんな楽器がたくさんあるのに、あなたがた親子がなんでそこまでクラリネットに執着しているのかサッパリわからなくて、メッチャ不思議だなって思いました(笑)
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そもそも吹奏楽のクラリネットというのは、ファースト・セカンド・サードに分かれていて、それぞれ2人ずつで計6人、それぞれ3人ずつで計9人という人数編成をするようになっているんですね。
(専門的に言えば、高音担当のエスクラリネットという楽器や、低音担当のバスクラリネットという楽器もあります)
そちらの吹奏楽部が40人編成なら、クラリネットは9人いてもいいくらいで、5,6人はけっこう少ないギリギリの状態ですから、こういう人数不足を補いたい上級生や顧問教師によって途中入部の弱みに付け込まれてしまい、娘さんが意図的にクラリネットへ誘導されている恐れは充分に考えられますよね。
だいたいが、廃棄処分になって当然のボロ楽器を途中入部してきた中学1年生に吹かせるなど、まともな先輩や顧問だったら絶対にしませんって(笑)
音楽活動としていちばんしてはいけない事なのでね。
ほんとに。
絶対に絶対に決してあり得ない事なんですよ。
初心者の子に音の出ないボロ楽器なんていうことは。
つまり、そちらの学校の吹奏楽部というもの自体が、かなりふざけたクソ部活であることは明らかなのであって、上級生や顧問教師はわざと娘さんにボロ楽器をあてがって、親のあなたが驚いて新品のクラリネットを買い与えてくれるのをズル賢く期待しているとしか思えません。
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> 何より私も頑張ろうとしている娘が
> 2音しかでない楽器でしか練習できない状況は
> 一刻も早く打破してやりたいなと思っておりまして、、、
あ~、これはいけませんね。
親のあなたは、子供可愛いさの弱みにつけ込むズル賢いクソ部活の罠にハマってしまい、冷静さを失っていますね。
いったん深呼吸して落ち着きましょう。
それと、楽器を買えばすべて解決ではない事に注意してください。
と言うのは、娘さんが誰からクラリネットの吹き方を教わればいいのかという、初心者育成の問題があるので。
そもそもクラリネットなど吹奏楽の楽器は、独学で吹ける部類ではありません。
ですから、ふつうは吹奏楽部の先輩が手取り足取り丹念に教えてくれるものですし、専門の楽器講師が部活の練習場まで来てくれて指導することもありますが、今回、あなたがクラリネットを買い与えたとしても、途中入部の娘さんに吹き方を教えてくれる人がちゃんといて、それなりに娘さんの面倒を見てもらえるという保証がちゃんとあるのでしょうか?
すっごく気になるんですけども(笑)
そちらのように、初心者の子にボロ楽器をあてがうようなクソ部活で、真っ当な初心者育成ができるとは、とてものことに期待できないだろうと思いますが、どうなんでしょうね。
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なんにしても、親のあなたに子を思う気持ちがあるのはわかりますが、よくわからん憧れがどうとか子供じみた気まぐれ半分の話に、ウン十万円もの金をポンと出して楽器を買い与えてやる親というのは、まあどんなものかと赤の他人としては思いますよね。
世間一般はどうかと言えば、吹奏楽部で備え付けの備品楽器に問題がなければ、とりあえず子供にはその楽器をしばらく使わせて、だいたい1年間くらいは部活の様子を見て、子供がそれなりに続けられそうであることを見計らってから、楽器を買い与えるものだと思いますよ。
ですが、今回の場合はボロ楽器でどうしようもないので、今すぐにでもウン十万円の楽器を買い与えようじゃないかという事になるのでしょうが、まあ全体的に見て非常にずさんであるとでも言えばいいんですかね、かなり狂っている非常識な部活をしているなぁとは思いますよね、ほんとに。
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> 今年度は学校の予算不足で
> 学校の予算からの支出を待っていると来年度になり
> さらには確実にクラリネットに予算を当ててくれるか不明みたい
> 他の部員の中には、自分で修理費を出すか、
> 自分専用の楽器を購入している方もいらっしゃるみたいで
> 娘もそうしてくれないか?といっています
なんかもう全部が頼りない感じがしますね(涙)
あなたがまだ、吹奏楽部の顧問教師と修理代金や楽器購入の話をしていないのだったら、当て推量で予算や金がどうのこうの言っても始まらないと思いますよ。
そちらの中高一貫校は公立なのですよね?
それだったら、公立学校は役所とほぼ同じで、役所には何にでもつかえる「予備費」というものが必ずあるんですね。
学校単体に予備費がもし無くても、教育委員会や地方自治体に必ず予備費はあります。
ですから、わずか数万円程度の修理代金なら、校長の裁量なり教育委員会の判断で予備費をケチらずに使って、即日、修理に出すくらいのことはやれば出来ますから、親の金ではなくて学校の金で(笑)、そのボロクラリネットをさっさと直せばいいだろうとしか思えません。
現にあなたの娘さんが非常に困っていて教育上かなり不適切ですしね。
とにかく予備費でも本予算でも何でも活用して速やかに対応する。
これは学校の義務なのだという認識が大事です。
来年度予算を確実に当ててくれるか不明ですか?
だったら、まさに今の時期が全国の役所で来年度の予算編成をしている真っ最中なのですから、クラリネット修理費を学校や教育委員会の予算案に計上させればいいだけの単純な話でしょ(笑)
途中入部に至った経緯ですとか娘さんの様子はわかりませんが、このままクラリネットをするのは不安があるので、あまり深入りしないで早めに吹奏楽部を抜けてもらうのも、ひとつの判断かもしれません。
以上です。