全く詳しくないですが
読んで思った感想です
結論は
リヒドーと超自我がうまく出来上がってない、バランスを上手く保ててないために自我が壊れるという一つのケースだと思います
精神科医は精神疾患を治療するだけでなく、心に起きている問題を紐解き、自分で解決する道筋を導く手助けをする事も求められているという事も伝えてますね
超自我「こうすべきである」という社会の常識
リビドー「自己主張」「性欲」内的な突き動かされるエネルギー
自我 欲望(リヒドー)を常識(超自我)がコントロールしている状態
例えば、欲望に任せて行動はしないのは常識があるから
このケースは
女性自体に嫌を嫌と言える欲望(リヒドー)が育ってない
原因は親が兄を優先していて親に意見を言える状態ではなかった
自分を抑えてしまう傾向がある
性的な考えは兄と同部屋であった事で歪んでいる
嫌な気持ちが抑え込まれ男はそんなもんなんだって思ってしまっている
地方の古い母親の考えを受け継いでいるので
女性は男性に愛されてこそ価値がある古い常識(超自我)を植え込まれている
ただ、都会に出た事で都会の男女は対等いう新しい常識(超自我)を持っている
超自我を2つ持ってるんです
性的欲求(リヒドー)はないのに男性に愛されてこそ価値がある植え込まれた(超自我)があるため、先輩が冗談で言ったのに、性的な考えの歪みで、何となく嫌なんだけど応じてしまう(嫌を嫌と言えるリヒドーが育ってない)
ここからは私見です
女性の心は欲求がないのに応じてしまう自分がわからないんです
わからない気持ちを自分の持っている常識で当てはめるんです
男女は対等であるという本来の常識(超自我)によって自分はお互いの同意の上だった、と自我が帰着してしまうのだと思います
(リヒドー)欲求がないのに同意してないのに、超自我(常識)で同意している自分を作り出してしまい自分の心(自我)が悲鳴あげている状態です