チックの一番の要因は、ストレスです。
子供のストレスって「学校、勉強、友達関係、家庭環境」が一番の要因ですね。
このストレスが大きいということです。
心療内科などに受診した方がいいですね。
薬などを処方されることで、変化があるかもしれないし、無いかもしれませんが、受診をオススメしています。
私も子供の頃にチックがあったので、我が子がチックになっても、
「そのうち治るでしょう」と思っていましたが、いろいろなチックに変化していったので、ためしに受診しました。
薬を処方されましたが、医者からは「薬を飲んでも、効果がないかもしれないし、1週間飲み続けて効果があるかどうか・・・」と言われましたが、その日の夜に飲むと、チックが劇的に改善されました。
しばらくは薬を飲むと、チックが無いと言っても良いくらいになりました。
それから数年、多少はチックがありますが、この頃よりも全然マシですね。
我が子が、効果があったので、医者に行くのはオススメです。
個人的にも「こんなに効果があるなら、もっと早く連れていってあげれば良かった」と思うくらいです。
原因がストレスなので、当然親が怒る、叱るというのは、子供にとってストレスでしかありません。怒るのは絶対にNGですね。
「絶対に怒らない」と思っていた方がいいですね。
それでも、つい怒ってしまうので。
「絶対に怒らない」と思いながらも怒ってしまうのと、何も思わずに怒ってしまうのでは接し方も変わります。
一応、参考までに子供のSOSサインのことも書いておきます。
子供ってどんなに楽しく学校に行っていても、
それだけで大人が思う以上に疲れています。
ストレスが溜まっている状態です。
そうすると、些細なことで癇癪を起こしたり、自分の思うようにいかないだけでキレたりします。じーっと我慢が出来ないので、落ち着きもなくなります。言動も荒くなるし、嘘をつくようにもなります。
ストレスって弱い方へぶつけやすい性質があります。
家でストレスをぶつける子は家族や兄弟です。
一般的に「反抗期」とも言われるような状態です。
学校でストレスをぶつける子は、弱い子へぶつけるので「いじめ」「いじめっこ」になります。
ストレスをぶつけて攻撃することで、ストレス発散をしようとしています。
ストレスを自分にぶつけると、自傷行為などをします。
そして、家ではちょっと面倒くさいことを嫌がるようになります。
朝おきられない、遅刻しそうな時間でもゆっくりしている。
宿題をしない。後回しにする。
数分で終わるような簡単な宿題でも、ダラダラして1時間くらいかかる。
字が雑になる。宿題がない、したと嘘をつく。
学校のプリントや水筒を出さない。
後片付けをしない。注意すると「後で」と言い、結局しない。
脱いだ服やゴミもそのまま。
風呂や歯磨きを嫌がるようになる子もいます。
これらは全て子供からのSOSサインです。
この状態があった場合、それでも頑張り続けることで、
次は「学校に行きたくない」と言い出しやすいです。