背面から特徴をみないことには何とも言えません（※１）が、少なくとも後述する有毒の蜘蛛とは外見が異なっており、無害な蜘蛛です。 アシダカに限らず無害な蜘蛛は、家屋内で発見してもできれば殺さず、捕まえる勇気がなければ放置でお願いします。 私がこの質問に回答した最大の目的は「日本産の蜘蛛で有毒のコマチグモとゴケグモの特徴」を解説するため。 コマチグモ、ゴケグモともそれぞれ数種存在し、咬みヒトにも害を与えます。 コマチグモ…第１歩脚が長く、体長（※２）の２倍以上ある。カバキコマチグモ、ヤマトコマチグモ、アシナガコマチグモなど。カバキコマチグモが特に危険とされていますが、念のためその近縁種も気をつけてください。 ゴケグモ…腹部腹面に赤色ないし薄赤色の四角形～砂時計形～双三角形の斑紋がある。平成7年にマスコミを騒がせたセアカゴケグモのほかクロゴケグモ、ハイイロゴケグモなど。 ※１ たとえばアシダカグモと似たものにコアシダカグモがいるが、 同定する場合、額の白線の有無を確認する必要がある。 http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-190b.html ※２ 上顎、触肢、歩脚、糸疣を除いたサイズ。 この質問はba決定後、取り消さないでください。お願いします。