fateの世界観では、並行世界は「多少の差異はあっても未来は同じになる大幹の並行世界群」である編纂事象と、「完全に別世界になり、いずれ滅びる枝葉の並行世界」である剪定事象に分けられます。 これは無限に並行世界が出来てしまうとそれを運営するエネルギーが足りなくなってしまう為、抑止力によって発展の望みが無いと判断された世界は特定の時点で剪定されてしまうからとされています。 剪定事象の世界は大半が何らかの原因で人類が滅びた様な世界ですが、逆に文明が発展し過ぎてもう進化の余地が無くなってしまった様な世界が該当する事もあります。 要するに抑止力的には世界の評価は「先の発展の可能性が存在する事」が最重要で、滅亡でも進化でも、その結果としてもう発展の可能性が無くなってしまった世界は「無価値」と判断され、いずれ消されてしまいます。 ここら辺の概念は1.5部でも多少触れられますが、詳しく語られるのは二部以降です。 他の設定も基本的に出て来た時に詳しく語られるので、予め覚えておく必要はあまり無いです。