ほぼ同い年の女です。 フルタイムパート事務。手取り16～18万。賞与なし。 準公務員なので仕事は安定、しかし年収は低め。 質問者さんと同じく私もかなり若く見られます。年齢を言うとたいてい驚かれます。肌や髪や白い歯の印象が大きいかもしれません。 ですが、あくまで「その年齢には見えない」というだけで、決して若者や女子に見えているという意味ではありません。 「おばさんにしては若い感じ」というところでしょうか。その辺を質問者さんも誤解されないほうが良いかも。他人は無責任に褒めたりチヤホヤするけど、所詮おばさんはおばさん、おじさんはおじさん。 50代は中年から老年にさしかかる過渡期です。これはもう逃れられない事実。 人生は20～40歳でほぼ決まります。 転職でも結婚でもここでできなかったことは、50歳ではもっと困難です。 特に結婚は50からだと相当条件が良い人でないと厳しいでしょう。相手にこれからの自分が何を与えることができるのかを考えれば答えは出ます。子供はまず無理。では夫婦で優雅な暮らしをするかといえば手取り15万では話になりません。若い男子でも手取り15万だったらほとんどの女子は相手にしてくれません。現実を見る勇気を。 50は老人の入り口に立っている状態です。 見た目の問題だけではなく、記憶力や反射も衰え、疾患も出てくる年齢です。一部の芸能人など特殊な人をのぞいて、立派に老けたおばさん、おじさんなんです。 たしかに「人生100年時代」と言うけれど、本当に元気に自分で自分のことができるのは80くらいまで。食生活や体質によっては70代でも微妙かもしれません。 そうなると、50歳から70歳くらいまでの20年がQOLがかろうじて維持できる時間ということに。30歳から今日までの時間と考えれば、長いようであっという間だと思いませんか？ それが残酷ですが、現実的に私たちに残された時間です。 今の私は恋愛や結婚は関心がなく、独身でフットワークが軽く動けるのを利点にして、ボランティア活動や何かの手伝いによく参加しています。50歳の強みは人生経験でも。子育てをしなかった分、せめて地域の人の力になれればと子供関連のボランティアや、イベントや災害地でのお手伝いなど。 人に与えてもらうのではなくて、人に「ありがとう」と言ってもらえること、必要とされること、それが今はとても幸せです。 そういう仲間や友人との繋がりがあるおかげで寂しさは感じないです。この中にも同じように同年代の独身がいます。私たちは大変よねと言う話をよくします。第二次ベビーブームで生まれ、人数の多さから受験戦争は過酷だったし教室は私たちの学年は人数が多すぎてクラス数が異常に増えたとか、就職氷河期だったとか。でも、昭和は楽しいことも多かったし若い頃は今よりずっと気楽な時代でもあって、そんな話も。同年代ならでは分かり合える楽しさがあります。 ですが、将来の不安はあります。孤独死とか病気になって寝たきりになったらどうしようとか。 だから、昔から毎月しっかり積み立て貯金をしていますし保険も昔から入っています。もし「がん」と診断されたら200万の診断金が下りる契約です。他にも特約をつけて２社の保険料は１万未満。今年コロナに感染した時は保険のおかげで助かりました。 手取りは低いですが実家暮らしなのでなんとかなっています。地方なので通勤に車が必要で、もし一人暮らしだったら貯金や保険にお金が回せなかったと思います。 質問者さんがもし手取り15万で賃貸住まいであれば、背に腹は代えられないので、ご実家に身を寄せたほうが賢明かもしれません。 50代から徐々に通院や医療費がかさんでくると聞くので。 どうしても一人暮らしせざるを得ない事情でしたら、家賃や固定費を限界までおさえて貯金に回さないと将来が大変だし怖いかなと思います。 なんだか脅すようなことばかり書いてしまって申し訳ないですが、同じような時代を生きてきた年齢の仲間として、転ばぬ先の杖的に読んでいただけたら幸いです。 蓄えさえあれば老後の多くの問題は解決できるので。 また、恋愛を求めるより同世代の横のつながりが出来ると本当に救われます。恋愛よりも友情や人情がしみます。私もボランティア活動等を始めてから知り合えた人ばかりなので、こういう仲間は幾つからでも出会えますよ。