イタリアのカジュアルブランド。
2000年代初頭にドルチェ&ガッバーナ、ディースクエアードなど、頭文字Dなイタリア産ハイブランドの流行を追い風にブレイク。
がしかし、イタリアものに見られる体のラインに沿ったセクシーさから、チョイワル系親父やギャル男系お兄さんたちの間で普及してしまい、イメージが悪くなって一般客が離れて売り上げを落としました。
今もなお、チャラいイメージが抜け切ってません。
デザインとしては、アメカジをイタリアの美シルエットにモディファイ、が基本すね。
価格帯はハイブランドと比べると安いですけど、それでも高い部類。
デニムで3〜5万、シャツで3万後半〜は高級ブランドといっても差し支えないのではないかと思われ。
コスパについては、うーん、イタリアものの中ではまだ安い方なんですよね、これでも。
デニムについては値段なり、アウター類は割高な印象。
類似ブランドにリプレイってのがあるんですけど、ここんちは元がシャツブランドで自前の工場持ってたり、独自でデニムの開発してたり(そんでリーバイスと訴訟騒ぎになった)、コスパは若干リプレイの方が優秀かな。
問題はやはりチャラいイメージ。
高いお金を出してヨゴレ(は言い過ぎか)なイメージの服を買うのはどうなのか?という点が大きな壁。
チャラいイメージを抜きにして考えたら、イタリアものの美シルエットを比較的安い価格で手に入れられるブランドです。
下位互換は同じラテン民族のブランド、スペインのZARA、アルマーニエクスチェンジ。
同格はイタリアのリプレイ、イギリスのデンハム、国はスウェーデンだけどイタリア生産のヌーディージーンズ。
上位互換はディースクエアードにドルガバ。
まあデニムはよくできてると思います。
今の流行の方向性とは異なるので、ホント、ああいう体のラインをきれいに見せる系の服が好きならどうぞ、という感じですね。
参考になればなによりです。