管理栄養士課程は、講義、実験、実習について、分野ごとの単位数が決まっているので、どこの大学に行っても忙しいです。しかし、大学によって、課題の質と量は違いますし、また、個人によって課題をこなす能力も違いますので、アルバイトができるできない、追っかけができるできない、というのは、大学によって、個人によって、かなり差があります。 親から、大学で必要なお金（入学金・授業料に加えて、教科書代や実習費など）や生活費（衣食住・交通費）すべてをもらって、アルバイト代を自分の趣味や付き合いだけに使うことができるなら、アルバイト前提の計画を立て、アルバイトができなかったら、趣味をあきらめる、というスタンスでいいかも知れません。もし、生活費をアルバイトでまかなうなら、アルバイトができなくなった時に破綻しますので、甘い考えは禁物です。 一般的には、国公立よりも私立（低レベル校を除く）の方が課題・ノルマが厳しいです（国公立は、勉強しないのは自己責任、私立は、勉強させるために指導を厳しくする）ので、追っかけ＋アルバイトをするなら、国公立の方がかえっていいのでは、と思います。 さて、女子栄養大は栄養学で有名ですが、学費が高い上に、偏差値が高くありません。また、どこに行っても、管理栄養士のカリキュラムだけでぎっしり詰まっているので、スポーツ栄養を学ぶ時間はほとんどありません。北関東在住ならともかく、西日本在住で女子栄養大に行く意味はほとんどありません。 幸い、西日本には国公立の管理栄養士課程がたくさんあります。できれば、これらの大学に進学することをオススメします。もし、国公立に届かない場合でも、京女、同女、武庫女など上位クラスの私立がありますので、わざわざ関東に出る必要はありません。西日本（できれば国公立）に進学して浮いた費用を生活費にして、余裕があれば、アルバイトをして趣味に走るのがいいのではないでしょうか？ なお、平成30年実施の管理栄養士国家試験から、3月上旬頃に試験、下旬頃に合格発表となります。もちろん、免許申請に時間がかかりますので、3月中に免状を手にすることはできませんが。