確かに公式で「全盛期の綺礼は埋葬機関七位すら超える強さ」と言われていますが、多分それは普段のシエルになら勝てるってことでしょうね。 シエルは圧倒的に高い身体能力を持ち、更に魔術師としてのスペックも並外れています。しかし、ロアに操られていた経緯からそれらの力を使う事を忌避しており、普段は魔術で戦った方が強いのにほぼ使わず武器で戦っており、魔術を使うとしても任務達成のために最低限必要な暗示や、武器に魔術を少々付与する程度の事しかしていません。その状態でもシエルは十分強いですが、本来の実力をいかんなく発揮した場合はサーヴァント相手でも防戦に徹すればある程度戦えるほどの実力を持っています。この全力を出した状態に全盛期の綺礼が勝てるというのは少々考えづらいです。 また、公式で明言している「強さ」というのも、おそらく戦闘能力だけを見た場合なので、「綺礼の方が強い」のと「普段のシエルに勝てる」かどうかとは別である可能性もあります。 綺礼とシエルが戦ったら、黒鍵同士の戦いはおそらく互角で、接近戦では綺礼が僅かに勝るって感じでしょう。ただ、シエルは不死なので結局一時的に倒したとしても持久戦になれば勝ち目はないですが。