ベストアンサー

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

その他の回答(2件)

私なりの解釈では、鴻門の会で劉邦も面と向かうまでは、殺す気満々であったと思います。だけど、実際に劉邦を目の前にして、劉邦は取るに足りない男であると思い、殺さなくて良いかもと、気持ちが傾く。 その後に乱入した、樊噲との賭け。 樊噲の見事な振る舞いに、圧倒されてしまう。そこで項羽は劉邦を許すぐらいの度量の広さを見せようと思った。 ってのが、私の想像です。 だから、殺せなかった理由としては、樊噲の立ち振る舞いのおかげ、項羽のプライドのため、という、2つがあるのではないかと、思います。

殺せなかったのではなく殺さなかった、と思います。 側近達は散々殺せと進言しましたが、項羽は卑怯な武士の風上にもおけない方法で敵であろう人物を討つのが出来ない男だったと言うことです。言わば、硬派だったと言うことです。 うかつと言えばうかつですが、部下にも恵まれなかった。 良き部下がいれば、項羽になり代わって汚名を着て殺せたものを。 逆を言えば気の利く忠義の部下が居なかったと言うことですね。