学校の皆さんがどこまで黒ひげに入れ込んでいるかで、使えるテクニックのレベルが変わってきます。 剣を差し込むときに、そーっとゆっくり差し込むと、アタリとハズレで若干抵抗が違います。黒ひげが飛び出す穴に入れた場合はスイッチを押すことになるわけですから、若干の抵抗を感じます。ですが飛び出さない穴のときはその抵抗がありません。その感触を掴めば、「飛び出させたら負け」ルールにおいては無敵になります（スイッチの抵抗を感じたら刺すのを止めて別の穴に刺せばいいわけですから）。 二度刺し禁止ルールがある場合。一回目は諦めるとして二回目以降に使えるテクニックがあります。黒ひげ危機一髪は、台座をねじってアタリとなる穴を変更することができます。上級者は「前回からどれだけねじったか」を見ることで、前回のアタリとなった穴とそのねじられた角度から今回のアタリ穴を見つけ出すことが可能になります。 台座の角度が判断できないように複数人で何度もセッティングするルールが定められるところまでくるといよいよ佳境です。極めた黒ひげマスターは、穴を覗き込んだだけでその奥にスイッチがあるのかないのかが見分けられるといいます。穴の中にある小さな突起の角度が違うのだとか。学校の皆さんがそこまで到達している場合は、穴の覗き込み禁止ルールを改めて作らない限り、絶対に勝てません。