まず、コンクールと言ってもピンキリですから、どのレベルのコンクールに 出ているか？ですね。 音コンや毎コンレベルで予選突破の経験があるなら、なかなか大したもの だと思います。 それ以外のコンクールで、全国大会常連でなければ、今の時点で、実力で ピアニストになるには、かなり厳しい位置にいると思われます。 ただ、絶対不可能だとは言い切れません。 人は、どの時点で、どういうきっかけで、才能が開花するかは予測が 難しいからです。 なので、ピアニストを本気で目指しているなら、諦めずに努力することが 大事ですね。 まずは、一流音大を目指すことになると思います。 ピアノ歴１０年で、ピアニストを目指しているなら、もうソナタは卒業 していることでしょうから、 ・バッハの平均律 ・ベートーヴェンのソナタ ・ショパンのエチュード が、一通り弾けるようになることですね。 その上で、音大受験では、実技だけではなく、楽典や高いソルフェージュ 能力も問われますので、新曲視唱、聴音などができないといけないので、 音大受験に実績のある先生に習った方がいいです。 また、ピアノの先生に紹介してもらうなどして、希望音大の教授に直接 レッスンを受けると、合格する確率も上がると思います。 それまでに自分でできることは、楽典と楽曲分析ですね。 楽典については、こちらの本がオススメです。 https://amzn.asia/d/4CZpaF9 楽曲分析については、こちらの本がオススメです。 https://amzn.asia/d/2Gr5z5u あとは、学んだ知識を演奏に生かす必要がありますが、通常は、ピアノの 先生から学びます。 今の先生では不十分だと思っているのなら、音大受験対策の実績のある もっといい先生に変えた方がいいと思います。 さらに、こちらのピアニストの方が、演奏のノウハウについて、いろいろ 解説されていますので、参考になると思いますよ。 https://www.youtube.com/@%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%83%88%E6%A3%AE%E6%9C%AC%E9%BA%BB%E8%A1%A3/videos コンクールに出たことがあるなら、簡単な楽曲分析くらいはやったことが あると思いますし、先生からいろいろ指導を受けていると思います。 今まで受けて来た指導（こういう場合は、こう弾くなど）を思い出して、 どの曲にも応用できるように、過去の演奏曲でのレッスンメモ （楽譜の書き込みなど）を見返したりして、頭の中で整理されるとよいと 思います。 譜読みから先は、そういうことをやっていくのだと思います。 要するに、先生から言われた通りに弾くのではなく、言われたことを 自分のものにしていかないと、ピアニストになるのは厳しいですよ。 ぜひ、頑張ってください。