日本の公共の内水面(特例を除く河川、湖沼)で遊漁券が必要な水域は第五種共同漁業権水域です。用水路が第五種共同漁業権水域となっているとこも存在します。 第五種共同漁業権は生物種指定し、その対象生物を釣ったり獲ったりする場合、及びその対象生物を狙っていなくても客観的に見て混獲(意図せず釣れたり、獲れてしまう)漁具、漁法、釣法とみなされる場合、遊漁規則に従って遊漁券の購入を求められます。 つまりヌマエビだけを狙っているけれど客観的に見てその水域における他の第五種共同漁業権対象種を混獲(意図せず獲れてしまう)漁法とみなされた場合、遊漁券の購入が必要です。 「客観的に」とは誰が客観的に見るのかというとその水域の漁業権者である漁協から見てということになりますので、こればかりはこちらで勝手に判断することはできないので当該水域の漁業権者である漁協に聞いてみるしかないです。 その漁場がどの漁業権区域に属するか、その第五種共同漁業権水域での漁業権対象種を調べるためには、下記↓の水産庁の漁業権について記載したページの中段の「1．漁業権の免許の状況について（漁場マップ）」の一覧表で漁場が該当する都道府県行の右列「漁業権情報（内水面）」にあるリンクを開くとその都道府県の内水面に設置されている漁業権のリストが表示され各漁業権の漁場の区域に照らし合わせると当該漁場がどの第五種共同漁業権に含まれるか、及びその漁業権の免許番号または公示番号を確認することができます。場合によっては管轄している漁協名が載っているとこもあります。 https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/gyogyouken_jouhou3.html 漁協名が記載されていない場合はその漁業権の免許番号または公示番号と当該地の都道府県名で検索をかけると大抵、漁協名が出てきます。 Have a Good day～