ベストアンサー
ロスアンジェルス群で昨日(現地時間の22日)新しい山火事が発生しました。 これが深刻か、心配か、さらに広まっていく懸念はないのか、という質問が多く知恵袋に寄せられていますので、私なりの視点でお答えさせてください。 あくまで私の個人的意見ですし、お叱りやご批判をうけるかもしれませんが、私は深刻でも心配でもないと思います。 さらに広まっていく(新たな火災が発生する)懸念に対しては、雨次第です。予報どおり週末に雨が降れば、懸念はかなり小さくなるでしょう。 今年になってロスアンジェルス近郊で発生した山火事は大きな影響を与え、日本も含め世界中で大きなニュースになっています。 それは山火事が大きかったからではなく、人がたくさん住んでいるところで発生し、何人もの人が亡くなり、大きな経済的損失が発生したからです。 同等の規模の山火事は、カリフォルニア州では毎年何件も発生しています。 (もっと小さいものも含めると年間平均発生件数は8000件以上です) 昨日発生した山火事は強風の影響で急速に拡大しましたが、人口の多い地域からは離れていて、被害が拡大する懸念はあまりありません。 以下は余談になります。 カリフォルニア州では通常5月から10月まで間、ほとんど雨が降りません。ロスアンゼルスのこの期間の月間平均降水量は10mm以下、5mmも降らない月が何か月もあります。日本の太平洋側は冬は乾燥しますが、東京の1~3月の月間平均降水量は40mmを超えまています。 山火事は平年であれば夏ごろから発生数が多くなり、11月に雨が降り始めると収束します。それが今シーズンの南カリフォルニアでは、12月になっても、年があけて1月になっても、まだまったく雨が降っていません。ですので何もかもカラカラに乾いていて、また新たな山火事が発生する可能性は十分あります。大勢の人が雨が降るのを心待ちにしています。 なんとか予報どおり降ってくれることを願います。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。
お礼日時:1/30 6:39