Kemper は 基本的なマルチエフェクターも搭載しています。
それらのエフェクターで事足りる人であれば、Kemper のみで十分です。
>マーシャルやYAMAHA THRのようなギターアンプの役割も持っているものということなのでしょうか?
Kemper が一番有名なのは アンプシミュレーター です。
有名アンプをシミュレートし、かなり似た音が出せます。
YAMAHA THRシリーズ で言う所の、AMP ツマミの FLAT 以外のような物。
但し、音のリアルさは比較にならないです。
Kemper は パワーアンプ内蔵モデル と 非搭載モデル の2つがあります。
パワーアンプ内蔵モデルだと、直接キャビネットに出力して音出し出来ます。
一般的なコンボアンプの スピーカーユニット がないような物です。
非搭載モデルだと、パワーアンプ内蔵スピーカー (パワードモニター) であったり、一般的なアンプに接続して音出しする事になります。
宅録している人だと、YAMAHA HS-5 等に出力したり、趣味で弾いている人だとコンポから出力させているって人も、中にはいるでしょう。
宅録メイン や イヤホン/ヘッドフォン出力 の人だと、非搭載で十分です。
好きなアンプ、スピーカーを選びたい人も非搭載で良いです。
1台携えて、スタジオやライブハウスで音出ししたい人だと、アンプ内蔵は非常に手軽で便利というだけです。
私もスタジオに Kemper を置いていますが、パラレルルーティング等、複雑な音作りをするので、Kemper のエフェクターは一切使用していません。
人により使い方は違いますから、自分がどう使いたいかを考えれば良いです。