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祖父の死からまだ立ち直れません。 身近な家族の死から立ち直る期間はどれくらいでしたか?
祖父の死からまだ立ち直れません。 身近な家族の死から立ち直る期間はどれくらいでしたか? 初めまして。 今年の正月に、実家の祖父が亡くなりました。 95歳でした。 祖父の葬儀から一週間。何をしていても 無気力な状態が続いています。 写真や動画を見返して、1人になると 生きていた時の祖父、葬儀・火葬の時を 思い出して泣いてしまいます。 自分の気持ちを整理するために ここで祖父の話をしたいと思います。 実家で暮らしていた母方の祖父なのですが 幼い頃から一緒に暮らしていて 元気な時は自分で軽トラを運転して 畑仕事へ行っていました。 畑仕事の後は必ずお小遣いで近所の自販機で 小さな缶の炭酸飲料を買ってリビングの日が当たる 窓際のお気に入りの場所で1日1本飲むのが祖父の日課でした。 90歳近くまでこのような生活を送っていて 介護も無く家族の手も借りず健康な 日々を送っていました。 免許を返納してからは、自転車に乗って 畑仕事へ行っていたのですが、 高さ5メートルの用水路に落下し首の骨を 折る大怪我を負いました。 その時も首を固定するための器具を取り付け ICUに1ヶ月いなきゃいけなかったのですが 自分でトイレに行こうとする力があったため わずか3日でICUから一般病棟へ移り、3ヶ月後には 自宅へ戻るというお医者さんもビックリな 回復力を見せつけていました。 炭酸飲料を毎日飲むのに健康診断では 血糖値の値も正常で、年齢の割には若すぎると 毎度かかりつけ医を驚かせてしまうほど 家族にとって自慢の祖父でした。 転機が訪れたのはコロナ禍の時に 祖父がコロナに掛かってしまいました。 その後回復はしたのですが、免疫力が減ったのか 足腰が格段に悪くなってしまいました。 何も無いところで転んで骨折することが増えたり 肺に水が溜まったりして、 昨年から入退院を繰り返していました。 私が昨年から結婚し県外に引っ越して 仕事を始めてからは実家に帰る頻度が 減ってしまい祖父に会う機会も減って しまいましたが、数ヶ月に1回帰ると 退院した祖父と会い「じぃちゃんただいま〜」と いつものように話しかけていました。 寡黙で優しい祖父はいつものように ニコニコと笑っていました。 最後に会ったのは亡くなる1ヶ月前。 旅行に行った時のお土産を渡すために 実家に帰った際に母に「じぃちゃんに会っていかない?」と言われ「行く行く!」と入院先の病院に お見舞いに行きました。 元気な頃に比べれば痩せてはいましたが いつものじぃちゃんがベッドにいました。 帰る際にふと「じぃちゃん写真撮ろう」と言い 一緒に写真を撮りました。 「じぃちゃん、またね!」と言うと手を上げて 振っていました。 元旦から自分の実家→旦那の実家に顔を 出していたのですが、旦那の実家にいた時に 父から「じぃちゃんが亡くなった」と連絡がありました。 次の日慌てて実家に帰ると、棺桶の中で 亡くなっている祖父と対面しました。 「じぃちゃん起きて」と言うと目が覚めるんじゃ無いかと思うくらい眠っているようでした。 通夜・葬儀・火葬が終わり、それから何日か実家に 泊まり、遺品整理や家の片付けをして あっという間の数日でした。 葬儀の時も泣いたのですが、自宅へ帰るバスの中で一人ひっそりと大号泣してしまいました。 それからも1人になるとその時のことを思い出して涙が止まらなくなったり、「もっとお見舞いに行けば良かったな。もっと実家に帰って来れば良かった。」と後悔しています。 これまで身近な家族・知人が亡くなる経験があまり無かったので「もう二度と会えない。あの時の穏やかな時間は当たり前じゃなかったんだ」と思うと胸がギュッとなります。 「家族・親族・周りにいる友人知人は永遠では無い」と 祖父は教えてくれました。 祖父が教えてくれたことを大切に思い生きていこうと思います。 ここまで読んで頂きありがとうございます。 もし同じような経験をされた方で故人とのエピソード、感じたことなどありましたら教えていただけると幸いです。
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