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エヴァンゲリオンだと思うのですが、最終回?で、みんなに「おめでとう」と言われながら拍手されてるシーンなんですが、どういった経緯でそんなことになったのですか?

アニメ | コミック394閲覧

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回答(5件)

TVシリーズの最終回は旧劇場版を見ると分かると思います。 TVシリーズで使徒を倒した後、旧劇場に繋がります。メンタル絶不調で自分の存在意義を感じられなくなっていました。色々あって人類補完計画が始まり人類が一つになろうとします。その中でシンジはいなくて良い人間と思っていましたが、いても良いんだと自分を肯定出来るようになりました。ここでおめでとうと祝福されることになります。(ここがTVシリーズの最終回) TVシリーズの最終回は少し時間が飛んでおり、旧劇場版の裏の出来事になります。ここで自分を肯定出来た事で旧劇場版の最後となります。

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24話最後のシ者の戦いでネルフは満身創痍に疲弊してました そしてゲンドウによって人類補完計画が発動します 全人類がLCLに飲み込まれ、人の殻を崩す経過がステージ1 人の殻を崩れみんなと融合するのがステージ2 そして見事、あなたも我々全人類と融合できましたおめでとう なので最後のあのシーンってあのアニメだと救いなんですが 実質人類全滅ENDなんです

人類補完計画が発動 シンジの心の補完が始まりました。 パターン1レベル1 シンジは精神世界で生きる答えを見いだします。 よかったね。「おめでとう」 パターン2レベル2 精神世界で救われたシンジ。 夢から覚めることなく精神世界でのみ救われました。 そしてシンジもみんなもLCLと化し人類補完計画が完遂されます。 人類補完計画が成就した。「おめでとう」

旧劇場版パンフに書かれてますよ。(↓画像参照) エヴァのテーマは「自分自身」だと同じくパンフに書かれています。 1995年、バブル崩壊後の抑圧された社会の中で子供たちはどう生きるべきか、というのが作品の製作テーマです。 画像には「自分の世界の王様でいい」と書かれていますが、要するには他人に左右されないで自分本位に生きていい、と自己肯定を促す終わりなのです。

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テレビ版を終えた時点での庵野監督の心境が以下の画像になります。 パンフ記事にもありますが、「パソコン通信」の匿名掲示板でそうとう誹謗中傷を受けて精神がやられたんです。 視聴者に自己肯定を促してやったら、自己肯定に目覚めた王様たちに好き勝手散々と誹謗中傷されたわけですよ。 これを受けて庵野監督は26話は蛇足だったと叛意しています。 旧劇場版というのは、この王様気取りのシンジ君たちを地獄のような現実に突き落とすべく製作されたんです。 アニメ依存度の強い王様ほどダメージが深い展開になっているでしょう? これが一定のレベルに達していない人間。 一定のレベルに達している人間は旧劇場版を観ても「ふーん、そういう意図ね」で終わり過剰に反応しないんです。 作品意図と、庵野監督が作品でもって観客の振るいわけをしてることまでわかると、より作品は面白く感じるはずですよ。バカ発見器の役割があるんです

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エヴァの25、26話(最終回)は、これまでの話の流れを放棄し、主要キャラクターが自問自答を繰り返す「精神的内面描写」に終始します。 シンジは、「自分はいらない人間なんだ」と思い込んでいましたが、最終回の自問自答や周囲の声によって 僕は僕が嫌いだ→でも、好きになれるかもしれない→僕は僕だ。僕でいたい→僕はここにいたい→僕はここにいていいんだ! という流れで、ついに自分自身の価値を肯定するに至ります。そうやって、自分の価値を認める事が出来たシンジに対しての周りの祝福が「おめでとう」だったのです。 こうして、自分に価値がないと思い込んでいた少年は、自分の価値を認める事が出来ましたとさ。めでたしめでたし…という結末です。