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**平叙文(へいじょぶん)**とは、「〜です」「〜だ」などの形を使って、物事をありのままに伝える文章のことです。質問文(「〜ですか?」)や命令文(「〜しなさい」)のような特別な表現ではなく、事実・状態・意見などを淡々と述べる文章を指します。 例えば、 「わたしは犬が好きです。」 「今日は天気がいい。」 などが平叙文にあたります。 要点としては、 **読点(、)や句点(。)**で終わる通常の文章。 疑問文や命令文ではない。 「〜です」「〜だ」などを用いて、情報をそのまま伝える。 これらを押さえておけば、平叙文を簡単に見分けられます。 追記 結論からいうと、「お前しかいない」「〜になる」「〜かもしれない」のように、語尾が「です/ます」や「だ」以外で終わっていても、内容が“事実や状態・意見などを述べている”のであれば平叙文と考えられます。 「平叙文=事実・意見を述べる文」という考え方 日本語では「平叙文」を、質問(疑問文)や命令文ではなく、話し手が何かを「述べている(陳述している)」文と広く捉えます。 • 「〜だ」「〜です」「〜です・ます」体 • 「〜だ」省略形(カジュアルな表現) • あるいは「〜になる」「〜かもしれない」のように終わる場合 でも、その文が「こういう状態である」「こうなる可能性がある」と事実や意見を述べているなら、平叙文に含まれるのです。 例1:「お前しかいない」 • フォーマルには「お前しかいないのだ」「お前しかいないんだ」と言い換えられるかもしれません。 • 省略されてはいても、「(頼れるのは)お前しかいない」という事実や思いを述べているので、疑問や命令ではありません。 • よって、これは平叙文と見なせます。 例2:「〜になる」 • 「医者になる」「明日は雨になるかもしれない」なども、「〜になる」という形で、未来・状態の変化を述べているだけです。 • 「なりなさい」と命令しているわけでも、「なるのですか?」と疑問にしているわけでもありません。 • したがって、平叙文です。 例3:「〜かもしれない」 • これは「可能性や推量」を表す文ですが、質問形ではなく、「そうなる(そうである)可能性がある」と述べる文です。 • 「〜かもしれない?」などと疑問符をつけない限り、平叙文として機能します。 まとめ • 「平叙文」とは、疑問でも命令でもなく、事実や意見を述べる文のこと。 • 必ずしも「です/ます」「だ」で終わる必要はありません。会話文やカジュアルな表現では語尾を省略することもしばしばです。 • 結果的に「どういう内容を伝えたい文か?」がポイントになり、単なる断定・描写・推量を述べるなら平叙文と考えられます。
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ご丁寧にありがとうございます。 例えばですが、 「お前しかいない」や「〜になる」、「〜かもしれない」など、「〜です/ます」以外で終わる場合は平叙文に当てはまらないということでしょうか。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました!
お礼日時:1/6 14:21