多少はいることと思います。 古代ローマの貴族ってのは贅沢三昧ではありません。帝政になってからも庇護民からの相談とかの実務で多くの時間を費やしますし、さらに子弟の教育、軍司令官になることも多いので軍務も忙しいです。 食事内容は小麦の濃いお粥とかパンなど、おかず？には干し魚やときどき鮮魚、鶏肉などがおもなタンパク源、あとは卵とワインといった具合です。お肉は珍しかったようです。 大富豪向け？に「アピキウスの料理書」ってのが古代にあって、それを見ているとめちゃくちゃ甘辛味ですよ。仕上げに蜂蜜を使いまくるケースが多い。ガルムという魚醤も使うので、甘めのお煮付けに近い味わいがあったことでしょう。 とはいえ、見ていますと「現代人の方が古代ローマ貴族よりもはるかにいいものを食べることができている」ことはたしかですね。 そして、同じような食事をしている人となるとイギリス人に多い気がします。オートミール（えん麦のお粥）をよく食べるし、食にあまり拘らない。 あと、同じような食べ方は洋の東西を問わず一定の人はやってますよ。 「夕餉は、寝そべって食べる」のが古代ローマ流なんで・・・。