労働契約法第8条第9条により労働条件の変更は、原則として労使双方の合意が必要です。 ただし労働契約法第10条では就業規則変更による労働条件の変更は、一定の条件（※）のもとに認められています。 また、職務の変更や降格などにより給与が下がることは、職務の変更や降格などに正当な理由があれば違法にはなりません。 ※一定の条件とは（労働契約法第10条より） 変更後の就業規則を労働者に周知させること。 就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照らして合理的なものであること。