類語表現ですから、意味が重なっているのは確かです。 「目が高い」は物事の本質や価値を見抜く能力があること たとえば絵画や壺を見て、本物かどうか、芸術的な価値があるかどうかが分かること 「鼻がきく」はたくさんのものの中から、利益になりそうなことを巧みに見つけ出す力があること たとえば古道具屋に行って、ざっと見るだけで高く売れそうな物を見つけ出せること 雑多なものの中に埋もれた価値のあるものをさっとピックアップするなら「鼻がきく」のほうが適切でしょう。